YouTuber「H」氏のVALU騒動とは

速水です。

あるYouTuber・・・ここではその人を仮にHさんと呼びましょう。

そのHさんという有名YouTuberが、VALUで一騒動起こしたということで、どんなことが起こったのかちょっとチェックしてみました。

Hさんとは

とあるYouTuber事務所に所属して活動なさっている、人気YouTuberで、ものすごい数のチャンネル登録者を抱えています。

現時点で・・・260万人!

動画の視聴回数を見るとその人気ぶりがわかると思います。

VALUというのは以前紹介しましたね。

VALUとは

はい。

個人が「株式会社」のように「VA(株のようなもの)」を発行できるサイトです。

で。

どんな騒動だったかと。

Hさん騒動の経緯

Hさんは自らのVALUを公開しました。

そうすると当然、人気YouTuberですのでVAの価格は高騰していきます。連日「ストップ高」を付ける勢いでした。

「優待」発表でVA価格暴騰

そして先日Hさんから

「優待を出す」

という内容のツイートが発せられました。(後に削除されました)

こういう発表があれば、VA価格はさらに高騰するのは当たり前ですよね。

またもやストップ高となり、1VAあたり3万円近くの高値となりました。

ここまでは・・・別に問題ないですよね。

「Hさんって、人気あるんだなぁ」

くらいですよね。

問題はここからです。

「桁違い」の売り浴びせ

Hさんの顧問であるIさんという方、Hさんの「筆頭株主」でもあって75VAを持っていたのですが、このストップ高ですべてVAを売ってしまいました。

そしてその直後

Hさんは手持ちの48633VAを一気に売りに出しました。

その売値が問題で、ストップ高の値の3分の2という安さです。

数十からせいぜい数百VAが売買されていたところに、5万近いVAを売り浴びせ・・・しかも3分の2の値段ですので、VA価格は暴落して当たり前ですよね。

ストップ高で買っていた人は、いきなり持っているVAの価値が3分の2になったわけです。

一瞬で数十万円の損失を出した人もいることでしょう。

HのVALUで死んだ 今日、優待発表するって言うから 今日のストップ高で買い入れてたら 昨日の終値で50000万VALU全部売ってきたw まだマイナス20万円表記だけど、もう売れないっしょ・・・ これ以外にRも買っちゃったよ Hは昨日の煽りTwitter消してるし

— 羊飼いさんのTweetより

問題点とHさんの見解

問題なのは・・・

①事前に「優待」を発表して価格を釣り上げていること
②最高値になったところで関係者のIさんが売り抜けていること
③取引値の3分の2の安値での売り浴びせ

この3つです。

この3つを見ると、Hさんがいったい何のためにこんなことをしたのか・・・理解に苦しみます。

「詐欺だ!」

と騒いでいる人もいるようですが、どうもそう単純なものではなさそうです。

この流れを見ると、「お金がほしいから」というわけでもなさそうですよね。

お金がほしいのなら3分の2の価格で非常識な量のVA売り浴びせることはしないでしょう。

適度に釣り上げつつ、適度に売り出していくはずです。

Hさんの師匠だと言われているIさんを儲けさせたいとしても話は同じですよね。徐々に釣り上げていったほうがIさんも儲かります

どういう意図だったのか・・・

その後、VALUでHさんからこんな発表がありました。
(現在は消されているようです。)

「VALUでお金儲けをしようとする人が減ればいい。このサービスの本来あるべき姿ではないので気持ちが悪い。純粋な支援をしてくれる人だけ、僕のVALUを買ってほしい。」

つまり、

「VALUでお金儲けをしようとする人を減らす」

というのが目的だったと匂わせています。

それでわざわざ「優待」などで価格を釣り上げ、それに食いついてきた「VALUでお金儲けをしようとする人」に対して、大量の安値売り浴びせで鉄槌を下したと・・・

とりあえずはそのように解釈できます。

が・・・

理解に苦しむ…

それでもやはりモヤモヤしてしまいますよね。

Hさんの言う「純粋な支援をしてくれている人」の中にも、今回の騒動で損失を被った人がいることでしょう

最高値で買ってしまって。

それに、「純粋な支援をしてくれている人」だけがほしいなら、最初から一定額でどんどん放出していけばよかったのではないでしょうか。

そうすれば「純粋な支援をしてくれている人」が巻き込まれずにすんだのではないかと思われます。

だからどうにも、上記のHさんの発表だけでは納得出来ないところが多いです。

現状。

VALUはできたばかりの仕組みですので、こういうトラブルが起こることは当然「想定内」としておくべきでしょう。

VALUが内包する矛盾

ただ、VALU自体も矛盾を抱えているように思えます。

VALUは利用規約において、

「VALUは、発行者への応援の気持ちを表す特別なステータスのようなものです。」
「VALUの仕組みは少し株式に似ているところもありますが、実際の株式ではありませんので、VALUを購入しても、発行者に対する経営権や支配権を獲得するものではありません。」

またガイドラインにおいて、

「VALUは、利益を出す投資を目的としたサービスではありません。投資目的のご利用はお控えください。 」

と言っています。

でも一方でVAの売買を認めています

認めていますというか、個人がVAという「株のようなもの」を上場でき、それを売買できるという点にこそ、VALUのユニークな魅力があります

それがなければ、VALUはおそらく注目されなかったでしょう。だって、それがなければ単なる「寄付」だから

VALUの仕組み自体が、

「VAを売買することで差益を狙えますよ」

ということが他にはない魅力となって、VALUに人を集めることができているわけです。

でもその一方で、「VALUは応援の気持ちを表すもの」「投資を目的としたサービスではない」と言っています。

つまり、VALUの仕組み自体が人々に訴えかけるものと、建前上の言葉とがぶつかってしまっているということです。

建前上の言葉をあくまで貫き通すなら、もう「株のように売買できる」ことは禁止してしまうべきでしょう。

でもそれだともう、VALUは魅力を失ってしまいます。

ここにVALUの問題点があります。

ここをスッキリと整理しない限り、Hさん騒動のような問題はこれからも起こってしまうのでしょう。

でもですね・・・

その条件でVAを買う人っていったい…

規約やガイドラインの言葉をあくまで貫くなら・・・

「ファンはお金を出すだけで見返りを期待してはいけない」

と言い出す人も出てきそうですね。^^;

というか、上記Hさんも

「優待は何も考えていない」

と書いていますよね。

これってあの・・・すごいですね。^^;

もう、「信者」とも言えないレベルです。

だってたとえば、新興宗教の信者だって、お金を「寄付」するのは、神様か教祖様か何かの「見返りがある」と期待しているからですよね。

でもVALUの場合は・・・見返りゼロ、お金だけ出しなさい、というのが許されるということになりますが・・・これは・・・うまくいくのか・・・。

せめてあの・・・優待はつけたほうがいいんじゃないかと。^^;

 追記:規約違反

HさんのVALUページを今見てみますと・・・

「このアカウントは、規約違反に該当している恐れがあります」

って書いてありますね。通称「赤帯」というそうですが。^^;

でもここで気になるのは、規約違反でHさんのアカウントが閉鎖された場合のことです。

その場合、お金はどうなるんでしょうね?

Hさんは既に、VAを売って数千万円手に入れているわけですが・・・

お金を払った方、つまりVALUERのお金はどうなるんでしょう

規約にはこうあります。

VALUの発行及び売買に関して本利用規約に違反する行為がある又はこれらの行為が不適切であると当社が判断した場合、当社は、VALUの発行及び売買を制限し又は取り消し、又は発行済みのVALUを無効とすることができるものとします。本項に基づく措置によって会員に生じる損害について、当社の故意又は重過失に基づく場合を除き、当社は一切責任を負わないものとします。

これはつまり・・・?

「発行済VALUを無効とする」ということですから、もしHさんのVALUが閉鎖=上場廃止されれば、VAの価値はゼロになるということでしょうね。

で、ゼロになっても、何も補償はありませんよということでしょう。

これって・・・もし規約違反である人のVALUが閉鎖されたとしても、規約違反した当人はVALUを売ったお金をそのまま持っていけます。

でも買った方、つまりファンの側は「丸損」ということになります。

これはいくらなんでも・・・つらすぎませんか?

だって、その人のことを応援したくてVALUを買った人からしたら、そんな裏切りって・・・ないですよね?

 追記2:被害者の会

この件に関して、「被害者の会」ができたようです。

「被害にあった」「許せない」と思っている方は、Twitterなどで探してみてはいかがでしょうか。

追記3:H氏のVA買い戻し宣言

被害者の会もでき、また、「詐欺罪が成立する可能性もある」弁護士さんの動画投稿もありました。

それを受けてか、Hさんとその仲間たちはVAをすべて買い取ることにしたようです。

要するに、HさんらのVAを買ってしまった人にお金を返します、ということですね。

ただここで一つ問題なのは・・・

VAを買った人の中には、既に「損失確定」した人がいるということ。

問題になった日の、VAの最高値は、0.06BTC程度でした。BTCというのはビットコインのことです。

ただこれじゃあわかりにくいので、当時のBTCの価格を「1BTC=45万円」として計算してみますと、0.06BTC=27000円となります。

つまり問題の日、HさんのVAは1VA=約27000円で取引されていました。実際はもうちょっと高かったようですが、まあ目安として。

そこにその3分の2の価格で、Hさん本人が売り浴びせたわけですね。3分の2だから18000円ですね。

だから、VAを27000円で買った人は、Hさんの売り浴びせによっていきなり9000円の含み損が出たことになります。

そこでこれは大変だということで、これより安い値段で泣く泣くVAを手放した人がいるでしょう

だって、Hさん自身が18000円で売っているわけだから、これより少し安くしないと、一般の人のものは売れにくいでしょう。

でもまあ運良く18000円で処分できたとして、9000円の損失確定。

これ、1VAだからこの程度で済むけど、10VAとか買っていたら損失は10倍の9万円となります。一瞬で9万円損した形。

そして、その人はもうVAを手放しているわけだから、今回のHさんの「買い戻し」によって救われることはなさそうです。

逆に、その人から安値の18000円で買った人は・・・

今回のHさんの買い戻し、約0.06BTC=27000円で買い戻すそうですから、Hさんに売りつければ、あっというまに9000円得することになります。

この部分をどう解決すればいいのか・・・想像もつきません。

結局のところ・・・Hさんが「何をしたかったのか?」よくわからないような結果となってしまいました。

「これはこういう企画なんだ」

と言う人もいますが、上記のごとく、大きな損失を抱える人を出す危険がある企画というのはどうなの?という気がします。

また、VAを最高値で買ってしまった人だけでなく、YouTuberやVALUに対する評判も落としてしまった点で、多くの人が迷惑を被ってしまったのではないでしょうか。

YouTubeは既に世の中に認められていますから、ダメージは軽微だとしても・・・VALUのほうはそうではないでしょう。

VALUは大きな可能性を秘めた素晴らしいシステムだと思います。ぜひ発展していってほしいシステムです。

この騒動によって、VALUに悪いイメージが定着してしまわないことを祈ります。

 

速水でした。

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