コンバージョン率は成約率ともいって、
その計算方法は目的に応じていろいろあるようです。
CVRと略すこともあります。
コンバージョンレートの略ですね。
コンバージョン率(CVR)とは
さて、計算方法がいろいろあるということですけど
最もわかりやすいのは、ユニークアクセスと
成約数とで計算する方法です。
ユニークアクセスというのは
一定期間にそのサイトを訪れた人の数ですね。
同じ人が2回以上来た場合は
ユニークアクセスは1回と数えます。
で、訪問者が100人、
つまりユニークアクセスが100あったとして
その中から5人が成約してくれれば
コンバージョン率は5%ということになります。
単純ですね。^^
アフィリエイターとコンバージョン率
ただ、アフィリエイターの場合は、
自分のサイトのページへのアクセス数をもとに
計算する場合と
広告主の販売ページへの
アクセス数をもとに計算する場合、
二通り考えられますのでちょっと面倒ですね。^^;
たとえば自分のサイトのあるページに
ユニークアクセスが100あったとします。
そのうち10人がアフィリエイト広告をクリックして
販売者ページに移動したとします。
その10人のうち一人が成約に至ったとします。
この場合、自分のサイトのページをもとにすると
コンバージョン率は1%ですが、
販売者ページをもとに計算すると10%ですね。
どちらが正しいという問題ではなく、
目的に応じて使い分けるべきものだと思います。
あと、広告のクリック率を
コンバージョン率と呼ぶこともあるようですが
クリック率はクリック率と呼んだほうがよさそうですね。
混乱を避けるために。
コンバージョン率の平均って意味あるの?
次にコンバージョン率の平均についてですが
1%とか2.8%とかいろいろ数字を聞くかもしれませんが
平均を考えてもあまり意味はなさそうです。
なぜなら、商品の種類によっても
値段によっても違ってくるでしょうし、
アクセスの「濃さ」によっても違ってくるでしょう。
アクセスの濃さというのは・・・
たとえばあるサイトで
ある人気タレント関連の商品を売るとします。
それが限定100個だとします。
で、そのサイトに「熱狂的ファン」のみ
100人だけ招待すると・・・・
コンバージョン率はほぼ100%になるのではないでしょうか。
これが「濃い」アクセスですね。
逆に薄いアクセスというのは
たとえば「騙しリンク」によるアクセスとか
あとは「クリックするとポイントがもらえる」とか
そういうものですね。
それだとコンバージョン率は
ほとんどゼロということになりそうです。
なのでコンバージョン率の平均を気にする場合は
同じような条件、同じような商品で
比べる必要があります。
コンバージョン率アップの方法
コンバージョン率アップを考える場合は
- アクセスの濃さ
- サイトの成約力
この二つに目を向けることになります。
アフィリエイターとしては
まず、「アクセスの濃さ」に注意するほうが
効率が良いでしょう。
非常に濃いアクセスであれば
ほとんど売込みなどしなくても成約するでしょうし、
その一方で
濃いアクセスを呼べるキーワードのほうが
ライバルが少ないことが普通だからです。
たとえば
「脱毛」
というキーワードと
「ミュゼ ワキ脱毛 お試し 申し込み」
というキーワードでは、
前者のほうがライバルサイトははるかに多いです。
でも成約率が圧倒的に高いのは
後者のほうということになりますよね。
もう、訪問者が何を欲しているのか
丸わかりのキーワードですから。^^
もちろんアクセス数ははるかに少なくなりますが
ライバルが少ないためより上位表示しやすく
かつコンバージョン率が高いですので
すっと少ない苦労で稼げるということになります。
サイトの成約力を高めるために
まずはそういうキーワードを狙いつつ、
あとはサイトボリュームのために
余力で「薄い」キーワードも扱っていくことになります。
そしてアクセスがある程度増えてきたら
今度はサイトの成約力を上げることに
力を注いでいくことになるでしょう。
その場合役立つのが
デザインとかコピーライティングの
スキルということになりますね。
たとえばこういうものが役立つということです。