パンダアップデートというのは、
低品質なページの評価を下げようという
Googleのアルゴリズム改変です。
要するに読む価値のないなページは
検索順位を下げようというものですね。
ただ、「低品質」といわれても
どんなものかちょっと漠然としています。
もっと具体的な事例はないものかと・・・
具体的な「低品質」事例
それで、アメリカのグレン・ゲイブさんという
パンダアップデートの専門家がいるのですが
その人が興味深いことを発表しています。
最近のパンダアップデート更新によって
順位を落としたページには以下の5つの特徴の
どれかを持っていることが多いというんですね。
- ページを隠すような広告が表示される
- 動画や音声が自動再生される
- ページを見ようとするとその前に広告ページが挟まれる
- ページコンテンツと広告の見分けがつけにくい
- 一つの記事をたくさんのページに分けている
どれもどこかで見たようなものではないでしょうか?
有名企業もやってしまう失敗
有名企業のサイトなどでも、結構見かけることがあります。
突然音声とか動画が再生されてびっくりしたりとか。^^;
見たいページを隠すように広告が表示されたりとか。
たとえば、
私が好きなとあるゲームを運営している
有名企業のサイトでも・・・

こんなことになっています。^^;
これはちょっと、訪問者にとっては邪魔ですよね。
ちょっとどころではないかな。
アフィリエイターがやりがちな失敗
上に挙げた、5つの特徴のうち、
はじめの3つはアフィリエイターは
あまりやらないと思いますが、
あとの2つはやってしまいがちですね。
コンテンツと見分けがつかない広告というのは
たとえば、サイドバーに、そのサイト内を移動する
リンクと見せかけてアフィリリンクが貼ってあったり。
そういうのはよく見かけると思います。
一つの記事をたくさんのページに分けているというのは
ページビューとサイト滞在時間を稼ぐためですね。
これは長い記事を分割するのならいいのですけど、
不自然に細切れにしてしまって、
何度もページをめくらせる、というのは
パンダアルゴリズムに嫌われるということです。
最新のSEOは実は常識的
ただ、パンダアップデートの内容を考えなくても、
常識的に考えて上記の5つの特徴は、
「訪問者にとって迷惑」というのはわかりますよね。
つまり最新のSEOというのは、
何か細かい技術的なことを知らなければならないのではなく、
ユーザーとしての常識を考えれば
判断がつくものなんです。
自分が調べ物をしているときに
どういうサイトだと「イラッ」と来るかなとか。^^;
逆にどういうサイトなら便利だと感じるかとか。
そういうことを考えれば
おのずと正しいSEOはわかるものなんだと思います。