虫眼鏡SEOやサジェストSEOというものに
手を出してはいけないということは以前にも書きました。
これはヤフーの検索結果に表示される、
いわゆる「虫眼鏡ワード」に、
任意のキーワードを表示させようというものです。
たとえば、虫眼鏡ワードに、
「アフィリエイト 速水鏡」などと表示されれば
私のブログへの訪問者が増えるわけですよね。
それを狙うのが虫眼鏡SEO、
サジェストSEOというもので
それをサービスとしていた業者もあるくらいです。
中には、ヤフーの公式のサービスであるかのごとく
装っていた悪質な業者もあるようです。
虫眼鏡SEOはスパム
ヤフーとしては、
虫眼鏡SEOは「スパム」であると
公式に発表しています。
それは当然ですよね。
虫眼鏡ワードを人為的に操作されては
検索結果の品質は落ちますから。
それでこれまでもヤフーは、
虫眼鏡SEOの依頼を受けている業者サイトを
検索結果から消すなどの対策をとってきました。
それが最近更なる対策をとったようです。
一部のキーワードでは虫眼鏡ワードが
表示されなくなってしまったんですね。
虫眼鏡ワード自体が消えてしまった例
たとえばヤフーにいって「副業」と検索してみてください。
当ブログにも関係のあるキーワードですけど。^^;
現在(2014年12月11日)のところ
関連検索ワードが表示されなくなっているはずです。
じつは「副業」というキーワードも、
虫眼鏡ワードを操作されていたんですよね。
以前見たときには、
「こんなキーワード検索する人なんていないだろう」
と思えるような関連検索ワードが表示され、
それをクリックすると怪しげな情報商材の
販売ページが検索結果に表示されていました。
それが、現在は虫眼鏡ワード非表示となっています。
ヤフーが明確に禁じていたにもかかわらず、
やってしまう業者がいた結果がこれです。
法的措置もありうる
虫眼鏡ワードというのは、
アフィリエイターにとって非常に有用なものですよね。
もちろん虫眼鏡SEOなどをするのではなく、
「需要のある」キーワードを調べるために。
それが、需要とは関係なく操作され、
その挙句、非表示になってしまったわけですね。
アフィリエイターでなく、
普通にヤフー検索を利用している人にも
不便を強いることになってしまいました。
不正であるにもかかわらずやり続けた業者のせいで
多くの人が迷惑を被った形になります。
不正だと知らずに業者の宣伝に騙されて
依頼してしまう企業もあるようですが、
ヤフーとしては法的措置をとる場合もある
とのことなので、企業のネットマーケティング担当の方は
しっかり気をつける必要がありますね。