アフィリエイトの世界ではよく、
「リライトで記事を増やしましょう」
なんてことが言われていました。
最近はそうでもありませんけど。
このページの内容
「リライト」の本来の意味
さてこのリライトですが、一般的に使われる「リライト」とは意味が異なっています。
一般的な「リライト」の意味とは・・・
ウィキペディアによると以下のようになっています。
記事や論文などにおいて文章を再度書き直すこと。推敲とは違い、ある一定の目的を持ってほぼ全部を一から書き直すことを特に言う。全面改稿。
「全部を一から書き直す」
「全面改稿」
なんですね。
(誤解されてきた)アフィリエイト記事における「リライト」とは
ところが、アフィリエイトの世界でリライトというと
記事中の言葉を類語に置き換えたり、言い回しを変えてみたり、文章の順番を入れ替えてみたり・・・
その程度のことと認知されています。
アフィリエイト記事おけるリライトとは、
他の記事を、
Googleからペナルティを受けずに
コピーする方法
だったわけです。
結局、リライトの本来の意味である
「使用目的に応じて文章を全て書き直す」
こととは、まったく異なるものとなってしまっていました。
そしてアフィリエイトの世界ではそれでよしとされてきました。
しかしもうそろそろ・・・
そんな考えは捨ててしまえ
そんな考えから脱却せねばなりません。
なぜなら。
リスクとリターンを比べると、リスクのほうがはるかに大きくなってしまったからです。
要するに「割にあわない」。
まず、上記のような「アフィリエイト流リライト」はGoogleペナルティを避けるためのものでしたが
Googleが進化した結果、そんなものではGoogleの目をごまかしきれなくなってきています。
その傾向はこれからもっと進むでしょう。
つまりリライトによってたくさんの記事を作っても「徒労」に終わる確率が高い。
それならもっと多くの部分を書き直せばいいんじゃないかという人もいるかもしれませんが、
それならもう、「全面改稿」した方がはるかに楽です。
対Googleだけじゃない
また、「アフィリエイト流リライト」の場合、元記事が自分のものならまだしも、他人の記事を勝手にリライトしてしまうと・・・
これはもう相手を怒らせてしまう危険もありますよね。当然ですけど。
そうなると、問答無用で相手のブログで叩かれるかもしれない、
2ちゃんねるなどで叩かれるかもしれない、
信用を損なう危険大です。
もっと悪くすると、賠償請求や刑事告訴という事態も考えられます。
まあなかなかそこまでは行かないでしょうけど可能性はゼロではありません。
さらに。
能力アップにつながらない
「記事はリライトして作ればいい」なんて考えをいつまでも持っていると、
いつまでたっても自分の記事が書けないということになります。
それではブログで稼いでいくことなんかできません。
いやもちろん、初心者のうちはそれでかまわないと思います。
慣れるまでは仕方ないです。
でも慣れてきたら、「全て自分の言葉で書く」ことをなるべく早く意識するようにすべきです。
そう聞くと今度は、
「自分の言葉で書くって、どうすればいいの?」
なんて思うかもしれませんが、それはまたの機会にお話ししましょう。
追記:
ということで書きました。
では、正しいリライトの方法とは?
正しいリライトというのは、リライトの本来の意味からすれば「自分の記事を書き直すこと」で、アフィリエイトサイトにおいてもそれが正しいです。
リライトの目的
たとえば、以下のようなことを目的して記事をリライトします。
- 古くなった情報を新しくする
- 記事を強化する
主にこの2つですね。
まあ、一つ目は二つ目の方法の一つとも言えますが。
となると、アフィリエイトサイトにおけるリライトというのは「記事を強化する」ために行うもの、ということになります。
どんな記事をリライトするのか
では、どんな記事を強化するのかということになりますが、それは
有望な記事
ということになります。
たとえば、もうちょっとで検索1ページめに入りそうとか、上位3位に入れそうとか、そういう記事。
そういう記事は、サーチコンソールを見ればわかります。
サーチコンソールの、「検索パフォーマンス」を見ればわかります。
「表示回数」が多くて、かつ、もう少しで上位に入れそうなキーワードをみつけ、それに対応するページを強化します。
どれくらいを「もう少しで上位」と考えるかは人によるでしょう。
20位以内なら良いと考える人もいるでしょうし、50位以内なら有望と考える人もいるでしょう。
そこは、自分でできる範囲でやります。
リライトのやり方
では、「古くなった情報を新しくする」以外に何をすれば良いのかということですね。
これには以下のようなことがあります。
- クリックされやすいタイトルに変える
- クリックされやすい説明文に変える
- 一見して読みたくなるような見出しに変える
- 読みやすい記事、わかりやすい記事になるよう改良する
- 足りない情報を付け加える
- 不要な情報を削る
だいたいこんな感じです。
まあ、クリックされやすくなるかどうかは、実際変えてみて、様子を見るしかないんですけどね。^^;
「読みたくなるような見出し」「読みやすい記事」「わかりやすい記事」というのは、離脱されないための工夫です。
「足りない情報」「不要な情報」については、上位表示しているページが参考になります。
以上のようなリライトをすることで、有望なページについては上位表示を狙う、ということになります。