アマゾンのKindleを使って自費出版する方法を説明しましたけど・・・
【手数料が高い?】Amazon Kindle電子書籍出版の方法
ご覧のとおり、出版自体は簡単なんですよね。ほぼ「誰にでもできる」といっていいくらいなんじゃないでしょうか。
出版自体はね・・・
当然、出版しただけでは売れない
でも大事なのは出版したあとですよね。せっかく個人出版した本が売れるか売れないか、それが問題だ、ということです。
もちろん、出版しただけでは売れません。^^;
そりゃまあ、偶然たまたまヒットする、ということも可能性としてはゼロではないですけど、そんなのに頼るわけにはいきませんよね。
「とんでもなく優れた内容の本を書く」ことが可能なら、Kindleセレクト25などに選ばれて、売れるかもしれませんけど・・・それもなかなか。^^;
だいたい内容が良いからといって話題になるとは限りませんから。
じゃあどうすればいいのか?
まずは集客しないと売れるわけはありませんよね。
でもそれ、できれば無料でやりたいですよね?^^;
じゃあどうするか。
すぐに思いつくのは、「自分のサイトを持って、そこにアクセスを集めること」ですよね。サイトはブログでもなんでもいいと思います。
あなたの興味に基づいたブログを作れば、同じ興味をもつ人がサイトを訪問しますよね。
で、あなたが作った電子書籍ももちろん、あなたの興味にもとづいているわけですから、サイトを訪問してくれた人がその本も購入してくれる可能性は高いです。
このサイト戦略が集客の基本になりますが、そこから派生させて考えると、YouTubeやツイッターも利用することができるでしょう。
どれにしても地道な作業が必要です。
ブログはコツコツ記事を更新してアクセスを増やさなければなりませんし、YouTubeもコツコツ動画をアップしてチャンネル登録者を増やさなければなりません。ツイッターもつぶやきや交流を続けることでフォロワーを増やさねばなりません。
無料で集客しようとするからには、そういう地道な作業が必要です。
それがいやなら、お金を使って広告を打つしかありません。黒字にできる自信があればですけど。
さて。
人を集めておいて、その後どうするのか?ですね。
無料でなぜ儲かる?
人を集めることができれば今度は、出版した電子書籍自体を利用することができます。その電子書籍をフロントエンドとして活用する、という方法です。
たとえば。
「私はアマゾンでこういう本を◯◯◯◯円で販売しています」
「私のメルマガに登録してくれた人にはこの本を無料でプレゼントします」
という流れですね。
「え? 有料で売ろうと思っているものを無料であげちゃったら意味ないんじゃ…」
なんて思うかもしれませんが、それでいいんです。メルマガに登録してもらうことが大事なんです。
メルマガに登録してもらえれば、後続の書籍も、買ってもらうことができますから。
要するにDRMにつなげるということですね。^^
読者が増えれば増えるほど、後続の商品も売りやすくなるわけですね。電子書籍よりも、もっと高額なものだって買ってくれる人もいるでしょう。
無料で集客して売上を上げていくには、以上のDRMが最善の方法だと考えられます。
でも、どうしてもメルマガは使いたくないという場合。どうすればいいのか?
無料作戦(亜種)
これもやはり、「1冊目は無料」作戦が良さそうです。で、1冊めでは完結させず「続き物」にしてしまうわけですね。
小説・物語であろうが論文や実用書であろうが、この「続き物」作戦は有効だと思います。
何かを途中まで読んでしまったら続きは気になるものですし、「全巻コレクションしないと気がすまない!」という人もけっこういますからね。
ということで、1冊めを無料または安価にして、2冊めから普通の値段で売っていくという方法です。
「デアゴスティーニ♪」がやっていることですね。^^
古本屋さんでもこの方歩が取られていることがあります。特に何十巻も続いているマンガに多いですね。
最初の1巻は100円で、その後5巻くらいまでは200円、そのあとは300円くらい、とか。
もちろん、この方法を取るためには、「最初の1冊」が優れていなくてはいけません。
最初の1冊を読んで「続きが読みたい!」「全部揃えたい!」と思ってもらえなかったらそこで終わりですから。
だから「売り方」だけでなく、内容=コンテンツも当然ですが重要、ということになります。