いやもうアフィリエイトに限った話ではないのですけど、何かにつけて「難しい」って思ったり言ったりしてしまうことはないでしょうか?
それはやめたほうがいいです。本当に難しいことはともかくとして、口癖のように「難しい」と言ってしまうのは。
「難しい」が口癖の人とのやり取り
例えばこんな感じですね。
「記事をどんどん書いて慣れていくといいですよ」
「でも記事を書くのって難しいですよね」
「無料ブログはいろいろいじり倒すのが使えるようになる早道ですよ」
「でもブログって初めてだから難しいです」
「じっくり育てるなら独自ドメインを・・・」
「でもドメインを取るなんてやったことないから難しい・・・」
等々。
何を言っても「それは難しいから」と返してくる人もいるんです。
でも、上述のやり取りを落ち着いて見てみると、本当に難しいことってないですよね?
ネットで検索すればわかるようなことばかり。
「これから4年以内にオリンピックに出て金メダル取ってください」
とか、そんな話じゃありません。^^;
だいたい、多くのことはやってみなければ難しいかどうかなんてわかりません。
だって人によって向き不向きがありますし、その向き不向きも試してみないとわかりませんからね。
ある人が「これ難しいよ」って言っていたとしても、いざ自分でやってみたら意外に簡単だった、自分に向いていた、ということもあるものです。
最初から「難しい」とか言って遠ざけていると、自分の素質に気づかず、一生を送ってしまうことになるかもしれません。
それって最悪ですよね。^^;
実は「難しい」のではなく…
だから「難しい」と言ってしまう前に、ちょっと立ち止まってみると良さそうです。
そうすると実は、「難しい」のではなくて、単に「やりたくない」とか「面倒」だったんだと、判明することが多いからです。
「それは確かにやるべき。でも難しい」
という具合に、最後に「でも難しい」と付ける場合は、ほとんどの場合、難しいんじゃなくて「やりたくない」んです。
それを自覚するなら「難しい」という言葉を使う機会を激減させることができます。
やりたくないんだからやらない、単純な話にできます。
やりたいことなのに難しい場合はむしろ、「難しい」という言葉が先に来ることが多いです。
「これは難しい。でもやりがいがある」
「これは難しい。でもその分面白そうだ」
という具合に。「でも」の後に「難しい」ではなく他の言葉が来ます。こういう場合は「難しい」と言ってしまってもいいでしょう。
それで。
なぜこんなに「難しい」という言葉にこだわっているのかと。
そんな、細かいことをネチネチと、偏執狂かと。
ちがいます。^^;
大きな理由が2つあります。
「難しい」を排斥せねばならない2つの理由
能力リミッターを外す
まず1つ目として、「難しい」という言葉は、それを使うことによって、自分の能力を制限してしまう可能性があります。
これは受験時代の経験から思うようになったことですが、難しい難しいと頻繁に言っていると、本当にどんな問題も難しく感じられるようになって成績が落ちたりしたものです。
それに気づいて以後は常に「やればできる、やればできる」と自分に言い聞かせることを習慣にしました。
行動基準を変える
次に2つ目の理由ですが、「難しい」という言葉を極力避けることによって、自分の行動基準を変えることができるからです。
上でこういうことを書きましたよね。
最後に「でも難しい」と付ける場合は、ほとんどの場合、難しいんじゃなくてやりたくないんです。
つまり、「難しい」と言ってしまうのは「本当はやりたくない」だけなのにそれに何か「口実」が必要だと考えていることの表れなんです。
でもそれがいつしか「なんでも難しい病」で心を蝕んでしまいます。
ところが「難しい」という言葉を捨ててしまうと、あとは「やりたいか、やりたくないか」それだけの単純な話になります。
やりたければやる。
やりたくないからやらない。
これだけの行動基準になります。
義務感からの行動ではなく、自分の欲求からの行動となります。
「それって難しいんじゃないの?」「自分で持っできるの?」という余計な悩みでする減ることもなくなり、「やりたいからやる」「できるかどうかはやってみればわかる」という軽やかな判断ルートが常となります。
そしてそのほうが、人生楽しいに決まっています。
ということで。
「難しい」と思いそうになった場合、「いや実は単にやりたくないだけなのでは?」と考えてみることをおすすめします。