書評ブログというと、本をネタにして記事を書いていけばいいわけなので、取り組みやすそうではあるのですよね。
特にKindleアンリミテッドのサービスも始まりましたので、ネタの本にも困らない、という環境が整った今、取り組んでみようと思う人も多いのではないでしょうか。
でも、やり方を工夫しないと「大変な割にブログが育たないなぁ」ということにもなります。
このページの内容
挫折しやすいやり方
で、その「大変な割に…」というのはどういうやり方か、まず説明してみましょう。
それは、子供の頃、読書感想文を書いたやり方ですね。
まず書籍を最初から最後まで読んで、それから内容のあらすじとか要約を書いて、それに対して感想をつけるという方法。
これだと1冊の本から1記事の書評を書くのに非常に時間がかかってしまいます。
労力が大きい、時間もかかるのに1記事しかできませんので、なかなかブログ記事が増えず、ブログが育たないということになります。
そうなるとアクセスもきませんので、だんだんやる気がなくなってきていつのまにやらブログを放置、ということになってしまいます。^^;
その上、要約やあらすじを書こうものなら、他の人と内容が被ってしまう可能性も高くなります。
だからこの方式はあまりお勧めできません。
まあ私も子供の頃、以上のような方法で書く読書感想文が嫌で嫌で仕方なかったので、宿題として出された日には「忘れて」行くことが多かったですね。^^;
それはさておき。
「自分」をメインにすると書きやすくなる
じゃあもっと効率のよい書評の書き方とはどんなものかと。「読書感想文大嫌い」だった私でもサクサク書けるような方法はどんなものかということですね。
それは「書籍ではなく『自分』をメインに持ってくる」という方法です。
書評というとどうしても書籍の紹介と考えがちですが、それでは誰が書いても似たようなものになってしまいますよね。
だからメインに「自分の意見を持ってくる」という方法。
「ネタ探し」のつもりで本の内容をチェック
具体的にどうするかというと、まず本を読むわけですけど、これ、「書評を書く」という意識で読むわけですね。
だから最初から最後までしっかり読んでいくわけではなく「ネタとして使える部分はないかな?」と探す感じで内容を見ていくわけです。
で、記事ネタとして使えそうな部分があったら、そこにアンダーラインをひいたりページの角を折ったりポストイットを貼ったりして、後ですぐに見返せるようにしておきます。
「引用とそれに対する自分の考え」を繰り返す
こうして本の内容をチェックしたら、あとはそれをネタに自分の意見を書いていくだけです。
書籍の、線を引いた部分を引用として記事に書き写し、その次にそれに対する自分の意見を書く、という方法で書いていけますよね。
引用、自分の考え、引用、自分の考え・・・と繰り返していけば、その書籍に対する「書評記事」が出来上がっていきます。
単に、引用、自分の考え、を繰り返すだけなので、記事の構成を考える必要もありませんよね。まあ、考えてもいいけど。
本から抜き出した部分と対話するような感じで書いていくことができます。
もちろん単にネタとして使うだけで、引用せずに書いていくというのもいいですね。そちらのほうがやりやすければそれでいいでしょう。
たった1行の内容からでも記事が書ける
この、「引用、自分の考え」という書き方を究極まで進めていくと、本の中のたった一行だけでも何か「ひっかかるもの」があれば、それをネタに自分の考えを書いていくことができます。
もうこれだと完全に「自分が主役」ということになりますけど。^^
たった一行から1記事書くことができるのなら、1冊の本から何記事も書いてしまうことも可能ですよね。とってもコスパが良いです。(笑
まあKindleアンリミテッドのおかげで、そういうコスパもあまり気にしなくて良くなったのですけどね。
コスパが良いだけでなく、自分の考えが完全にメインになっている記事なので、オリジナリティの高い記事が出来上がる、ということでもあります。
まとめ
ということで、最後にまとめておきましょう。
書評の書き方。
本を最初から最後まで読んで要約やあらすじをかこうとすると大変すぎて挫折する。
本の中の、わずかな部分でもいいので、記事のネタにできそうな部分を探すように本の内容を見ていくべき。
あとはその部分を引用し、それに対する自分の考えを書いていけば、オリジナリティの高い書評記事のできあがり。
ちなみに、最初からアフィリエイト収入を狙ったうえで、書籍を利用してサイトを作っていく方法に、こういうものがあります。