まずアフィリエイトをよく知らない人の場合、ブロガーもアフィリエイターも似たようなものだと思うかもしれません。
でも意識は全くと言っていいほど違います。
悪しきアフィリエイター思考とは何か
それで、「これからアフィリエイトを始めよう」という場合、「悪しきアフィリエイター思考」に陥って失敗することが多いんです。
「悪しきアフィリエイター思考」というのはもう、売ることしか考えていないということですね。
ブログを作っても、全ページ売り込み記事!みたいな。^^;
なぜか「アフィリエイトをする」と考えてしまうと、全部のページで商品を紹介してしまう、という人が多いんですね。
それで結局、アクセスを集められずに挫折、というのがよくあるパターンですね。
なぜアクセスを集められないかというと、売り込みページだらけなので訪問者の滞在時間が短くなって検索エンジンに評価されづらいというのが一つ。
そしてもう一つは、だいたい「稼ぐ」ことを中心に考えて商品選びをするのでその商品に対して興味が無いことが多く、記事を書いていて面白くないということ。
これではブログが強く育たないのでアクセスを集められないという結果となります。
「ブロガー」になることを意識するとどうなる?
そこで、これからアフィリエイトを始めようという人が、挫折せずに実践を積み重ねていく方法の一つとして、「ブロガーとしてアフィリエイトを始めてみる」ということが挙げられます。
むしろ最初はアフィリエイトのことは考えず「よきブロガーになる」ということを念頭に置いて、実践を積み重ねていけば良さそうです。
アフィリエイターとしてでなくブロガーとしてブログを作っていくなら、「売ろう売ろう」という意識は持たずに「読まれる記事」「面白い記事」「役立つ記事」を書こうという意識になりますので、自ずと記事のクオリティが上がりやすいです。
それから、ブロガーですので、興味もないことを無理して書く、なんてこともありません。あくまで自分の書きたいことを書いていくわけですから、それは当然、挫折もしづらいです。
挫折しづらいだけでなく、これまた記事のクオリティが高くなりやすいです。
そりゃそうですよね。興味が無いことなのに仕方なく書く、というのではなくて自分がすでに詳しく知っていることや、知らないけど知りたくて仕方ないことを記事にしていくわけですから。
以上のごとく、記事を書き続けやすい、クオリティも高めやすい、ということになりますので、ブログも育てやすい、ということになります。
この方法の欠点
ただ欠点としては「ビジネスとしての意識が薄れやすい」ということが考えられますね。それでいつの間にかやめちゃった、ということになるかもしれません。
でもそれはそれで、自分自身の決意がそれしきのものだったということでしょう。
それでどうやって稼ぐの?
とにかく、アフィリエイターではなくブロガーという意識でブログを作っていくなら、ブログは育てやすくなります。
「それで? どうやって収入につなげるの?」
って思うかもしれませんけど、極端な話、そんなことはブログが育ってから考えればいいんです。
なぜならまず、強く育ったブログさえあれば、いろいろと試しやすいからです。
育ったブログを全く持っていない人が、あるキーワードで、ある商品が売れるのかどうか試そうとしましょう。
で、結果としてアクセスが来なかったと。
でもその場合、ブログが弱いからアクセスが来ないのか、キーワードの選択が悪かったからアクセスが来ないのか、判断できませんよね。
「全然アクセスが来ないけど、何が悪いんだろう・・・」
と、途方に暮れてしまうことになります。
でも強く育ったブログさえ持っていれば、そのブログでどんどんキーワードを試すことができますよね。
それでアクセスが来なかった場合、「ブログに力がない」ということは原因として考えなくていいから、単純に「あ、このキーワードダメだな」で済ませることができます。
アクセスが来たら来たで今度は、その記事でどんな広告なら成果が上がるのかを試すことができますよね。いろいろなアフィリエイト広告をとっかえひっかえして。
ということで。
「アフィリエイトをするぞ!」と思って始めると間違った方向に進みやすいので、まずは「良いブロガーになるぞ!」と考えて始めたほうが、結果的にアフィリエイトも成功しやすい、という話でした。^^