メルカリで稼ぐ方法としてよくお勧めされていることを最初にまとめてみましょう。
- 相場を知る
- 信頼を得る
- 目立つ
- 買いやすくする
- 送料を抑える
相場を知る
まず一つ目の「相場を知る」ですが、これは商売をする上では当たり前の話でしょう。
自分が扱うものの値段が大体どれくらいかつかんでおかなければ、利益が出るか否かはすべて偶然に支配されてしまいます。
ですので、自分の扱う品物については、しばらくの間、値段を調べ続けるということをしなければなりません。
これはたとえば、自分が欲しいものを買うときのことを思い起こせばいいでしょう。しかもそれなりに値段が高いものですね。
そういうときって、慎重に値段を調べると思います。そうして、その品物はだいたいどれくらいの値段か掴んでから、購入に踏み切ると思います。
メルカリで物を売買する場合も、いきなり売ったり買ったりするのではなく、暫くの間、値段を調べ続けて、相場を知る、ということは稼ぐためには必須です。
信頼を得る
次に「信頼を得る」ですが、これは難しいことをやろうというわけではありません。
自分が販売するものについての情報を、なるべくわかりやすく明確に提示する、ということです。
最も効果的なのは「写真」ですよね。商品をいろいろな角度からきれいに撮った写真があれば、買おうと思っている人からすれば安心感が違います。
逆に、写真もない、商品説明もテキトウだと、「これ大丈夫なの?」と思われてしまいます。つまり信頼を勝ち取ることができません。
きれいに撮った写真ではっきりと商品を見せた上で、傷や汚れがあるならそれについてもしっかり説明しておけば、買おうと思っている人がいろいろと勘繰らずにすみます。
目立つ
3つめの「目立つ」というのは、きれいな写真などヴィジュアル的に、という意味もありますけど、「キーワード」もそれに劣らず大事です。
ある商品を欲している人は、メルカリでその商品を検索して探すわけですよね。
だから、探す人が検索に用いそうなキーワードを商品タイトルに入れておかねばなりません。そうしないと見つけてもらえません。
そのキーワードというのは、たとえば商品名ですよね。それ以外では「送料無料」「即日発送」「未使用」等々、いろいろあると思います。
この辺はアフィリエイトのキーワードと考え方は同じですね。^^
買いやすくする
4つ目の「買いやすくする」というのは、たとえばまとめて売ってくれたほうが嬉しいものってありますよね。マンガの全巻セットとか。
そういうものは1冊ずつ出品するのではなく、全巻セットで出品したほうが喜ばれるでしょう。
ブックオフなどで1冊100円で買ってきて、それを全巻セットにして利益が出るような値段で売る、ということも可能ですよね。
マンガ以外でも、セットのほうが嬉しいというものもありますので、探してみると良さそうです。
逆に、バラ売りのほうが嬉しいというものもあるでしょうから、探してみるのも面白いですね。
送料を抑える
5つ目の「送料を抑える」というのはそのままです。^^
送料を購入者に払わせると売れにくくなりますので自分が負担することになります。となれば、安い方がいいに決まってますよね。^^
相場より安く売られているものを仕入れればいい?
以上、メルカリで稼ぐための方法をあげてみたのですけど・・・見ての通り、メルカリで物を「売る」という視点が中心になっています。
となると、「どこで仕入れるの?」という問題が出てきますよね。
最初のうちは、不用品を出品していればいいでしょう。でもこれってまだ練習段階ですよね。
メルカリで稼ぐ、ビジネスとしてやる場合。商品の仕入れはどうするのかと。
まず、メルカリは一般の人が出品していて、しかもオークション形式ではないので、出品者が商品の価値を知らず、異常な安値をつけていることがあります。
そういうのを購入して出品しなおせばいいんじゃないかと思うかもしれませんが・・・どうやらこれは、メルカリではやりにくいようです。
規約で禁じられてた…
まずメルカリの規約にこういうことが書いてあります。
「ユーザーは、購入する意思のない注文、転売等の営利を目的とした商品の購入等、また弊社の判断でいたずら目的と見受けられる注文を行うことはできません。」
「転売等の営利を目的とした商品の購入」はダメですよ、ということですよね。
これ、何をもって「転売」と呼ぶのかわかりませんけど、少なくとも、メルカリで買ったものをメルカリで売ったら「規約違反」と言われてもおかしくありません。
「いえ、営利目的ではなく、買ってみたら思っていたものと違ったので・・・」
なんて言い訳ができるかもしれませんが、繰り返しているとさすがにダメですよね。
また、メルカリ利用者にはこういう「転売」を異常に嫌う人も多いようです。
つまりメルカリは転売をしようとする人にとっては居心地の悪い場所と言っていいでしょう。
じゃあメルカリで買って、それを外部の、たとえばヤフオクで売る、というのはどうなのか、と思いますよね。
お金を出して買っているのだし、所有権は完全にこちらにあるのだから、そこまであれこれ言われる筋合いはないように思えますが、それでもメルカリの判断でアカウント閉鎖は可能です。
あなたがメルカリで買ったものをヤフオクに出品しているのを、どこかの暇人が「パトロール」とばかりに見つけ出し、メルカリに「通報」することも考えられます。
そこでメルカリが動かなくとも、某大手掲示板に「曝す」ということも大いにありえます。
ということですのでやはり、家にある不用品を売るくらいならいいのですが、ビジネスとして転売をやろうとする人にとっては、メルカリは気持ちよく仕事ができる場所ではないのかもしれません。
最大のポイント
ただ、同じ転売でも外部で仕入れをして、それをメルカリで売るというのは一部例外を除いて禁じられてはいないようですね。
だから結局のところ、メルカリで稼ぐためには、「どうやって仕入れるか」、これが最大のポイントとなりそうです。
メルカリでよく売れているものを安く安定的に仕入れることができれば、メルカリで稼いでいくことは十分可能でしょう。
ただその場合は別に、売る場所はメルカリに限定しなくても良いことになります。
メルカリよりはるかに買い手が多い、アマゾンやヤフオクを利用すればいい、という話になってしまいそうですね。