なぜそんなことを言うのかというと、他でもない、私が悲観的な性格だからです。^^;
まあブログ記事を見ていれば楽観的ノーテンキに見えるかもしれませんけど、これは必死に改善しようとした結果です。
このページの内容
悲観的な性格はなかなか変わらない
「楽観的になる」「プラス思考になる」関係の書籍はもう、20年以上前からいろいろ読んでいるわけですけど、それでもやはり、まだまだ悲観的であると自認しております。
まあでも、改善不可能かというとそうでもなく、若い頃に比べれば少しは良くなったのではないかなと思っています。
少しは、ですね。^^;
「悲観的な性格ですか、それとも楽観的な性格ですか」
と、二択で聞かれたら、「どちらかと言えば悲観的」と答えざるを得ません。ほんと、ちょっとしたことで恐怖や不安を感じますので。
あなたもそうなのではないでしょうか。日本人は遺伝子的に悲観的だと言われていますので。
セロトニントランスポーター遺伝子(ポジティブ遺伝子)と日本人
やるべきことは2つ
じゃあもう希望を捨てるしかないのかというとそうではありません。ここで、2つのことを考えねばなりません。
- 改善する努力はすること
- 悲観的な性格の善用を試みること
この2つです。
改善の努力は続ける
あまりにも悲観的だとやはり、生きるのがつらくなってしまいます。だから少しでも改善する努力は続けたほうがいいですね。
そのためには、プラス思考になるための本をいろいろ読んでみることをおすすめします。
その手の本って、たくさん出ていますので、いろいろ読んでみて自分にピッタリのものが見つかれば家宝にしてもいいのではないでしょうか。
個人的に良いと思っている方法
私個人がいいなと思っている方法としては、瞑想は外せません。
Googleも取り入れているなんてよく言われる、マインドフルネスとかありますね。方法は自分にあっていれば何でもいいと思いますけど。
それから、その日にあった良いことを、とにかく書き出す、毎日書き出す、という方法もいいと思っています。
そして当然ながら、ネガティブな言葉はなるべく使わないようにしますし、あと、動きとか姿勢、表情ですね、これもなるべく「明るい」「元気」な方に寄せるようにします。
身口意の三方から攻める、ということですね。^^
以上、改善についてでしたが、じゃあ「善用」するためにはどうすればいいのか。
エネルギーの変換
何か悲観的なことが思い浮かんで・・・そこから不安や恐怖が生まれたとします。
この不安や恐怖は大きなエネルギーを持っていますので、このまま心の中でほうっておくとあなたの心身を破壊してしまう恐れもあります。
その不安や恐怖を、心のなかでずっと感じ続けていれば、不安や恐怖がどんどん増殖していって、心の病、体の病の原因になってしまう可能性が高いです。
そこでこのエネルギーを、外に出してしまわないといけないのですが、そのまま出してしまうと、何かネガティブな行動につながりかねません。自殺や犯罪といった類の・・・
だからこのエネルギーを、「不安や恐怖をなくすための行動」に振り向けます。
考えてみればごく普通の行動ですよね。
本能的に「真っ当」な反応が大きなエネルギーを生む
これ、動物であれば・・・たとえばシカなんかが肉食獣に出くわしてしまったと。そうしたら恐怖を感じて、一目散に逃げるか、逃げられないなら最大限抵抗するかしますよね。
つまり、肉食獣に出会ったことで生まれた恐怖をエネルギーとして、即座に恐怖をなくすための行動に移っているわけです。
例えば逃げるにしても、何もない場合よりもはるかに速く走れることでしょう。のんびりランニングしてたら食い殺されてしまいますから。^^;
つまり、「恐怖」が大きなエネルギーとなって、日常では見られないような大きな力を引き出しているということになります。火事場の何とかというやつです。(笑
私たちも、これをやればいいんです。つまり不安や恐怖を感じたら、それを消してしまうために即座に行動に移る。必死の行動に移る。
それをせずに、心のなかで不安や恐怖を感じ続け、それについて考え続けるから、不安や恐怖のエネルギーは行き場を失い、私たちの「中」で暴れまわってそこらじゅう傷つけることになります。
せっかく生まれた大きなエネルギーですからこれを、不安や恐怖を消すための行動に注げばいい、そういう本能的にごく「真っ当」な使い方をすればいいのではないでしょうか。
たとえば収入に不安を感じる
今の時代、よくあると思います。^^; どうなるの? これから生活していけるの? という状態。私もさんざん味わいましたし、今だって時々そういう恐怖にとらわれることもあります。
そこで、その恐怖が生まれた時点で。
これを行動のエネルギーとみなすわけです。そして恐怖を消すための行動に打って出るわけです。
収入に対する不安であれば、収入を確保するための行動に乗り出すわけです。例えばアフィリエイトで稼ぐための作業をバリバリこなすわけです。眠気で意識を失うまでバリバリこなすわけです。
そうすれば・・・客観的な状況、つまり不安定な収入の流れも改善されるわけですし、心のなかに生まれた恐怖というエネルギーも、行動のための「良きエネルギー」に変換されています。
めでたく恐怖を消す、消すだけでなく「善用」できたことになります。
これは良い方法だと思います。
悲観的性格が長所とすら思えるようになる
「私、悲観的な性格だからダメなんだよね・・・」
「それはわかってるんだけど、なかなか性格変えられないし・・・」
なんて、落ち込む必要はありません。
不安が生まれた! 恐怖がやってきた!
大きなエネルギーゲットのチャンス!
そう考えていけばいいんです。そうすれば、「悲観的な性格は長所」とすら思えるようになるかもしれません。
楽観的で、ノーテンキで、何も不安を感じない人よりも、よほど行動的になれると思いませんか?