SEOに強いWordPressテーマ、まあブログ用テンプレートと言ってもいいですが、「目に見えて強い」ものがあるかどうかは微妙です。
なぜなら、よほど見栄えが悪くない限りは、結局のところ、上位表示はコンテンツ次第ですし、現状、見栄えの良いワードプレステーマは無料でいくらでも手に入るからです。
なので多くの人にとって、「WordPressテーマを変えたら目に見えてアクセスが増えたよ!」ということはないと思います。
だから、WordPressテンプレートを選ぶ場合は、「SEOに強いものを選ぼう」と考えるのではなく、「ダメなものを避けよう」という考え方だ選ぶといいです。
「SEOに強い」ことを目指すのは、テンプレート以外の部分でがんばるべきですね。
さてでは。
どんなWordPressテーマがダメなのか、ということですよね。以下に列挙してみましょう。
- HTMLやCSSの表記が間違っているもの
- Googleのガイドラインに違反しているもの
- 表示が異常に遅いもの
- 目的のページにスムーズに移動できないもの
- わかりにくいもの
- モバイルに対応していないもの
- SNSボタンがないもの
・・・これくらいでしょうかね。
ということで一つ一つもうちょっと詳しく見ていきましょう。
このページの内容
HTMLやCSSの表記が間違っているもの
これに関しては、細かな間違いはいいかもしれませんけど、サイトがちゃんと表示されないほど間違っているのは当然避けないといけませんよね。
最近はそういうのって少ないですけど、私が初心者の頃は有料のテンプレートでもそういうのがありました。^^;
あと、タイトルタグがないとか、見出しタグの順番がデタラメとか・・・そういうのも困りますが、最近はほとんど見かけませんね。
もし見かけたら全力で避けてください。(笑
Googleのガイドラインに違反しているもの
これは一つ目のことと関係ありますけど、HTMLなどの表記が単に間違っているだけじゃなく、わざわざGoogleが禁止していることを実行してしまうほど間違っているものですね。
これも有料のもので経験済みです。(笑
私が使ったものは、Googleが禁止している「隠しテキスト」状態になっていました。そしてなんと、Googleからインデックス削除されてしまいました。(涙
高いお金出して、有料で買ったテンプレートでペナルティをもらったわけですが・・・
これ意外と、そのテンプレの作者に悪意はないのにそういうものができてしまうこともあります。
ホームページを作る知識はあるけどSEOの知識はない、という人は昔はわりと多かったんですね。^^;
表示が異常に遅いもの
これはGoogleさんがマイナスに評価すると言っていますので避けなければなりません。
まあ少し遅いくらいならいいのですけど、めっちゃくちゃ遅いのは評価を下げられるとのこと。
それから、表示が遅いと訪問者はイライラしますよね。^^;
それで「こんなサイト使えるか!」となって、すぐに離脱してしまったりします。
そういう人が増えると、「滞在時間の短いサイト」と検索エンジンに判定されてしまいます。そして「滞在時間が短い=内容が薄い」と推測されてしまいます。
その結果、SEO的な評価が下がるということもありえますね。
だから表示はなるべく速いほうがいいです。
目的のページにスムーズに移動できないもの
これもやはり、サイト訪問者をイライラさせてしまいます。それですぐに離脱してしまう人が多くなってしまいます。
その後どうなるかは、「表示が異常に遅い」場合と同じです。
ただ、目的のページにスムーズに移動できないということは、内部リンクの構造が整理されていないということでもあります。
ということは、検索エンジンのクローラーがスムーズにサイト内を巡回できないということでもあります。
結果としてSEO的な評価が下がることも考えられますね。
わかりにくいもの
「わかりにくさ」を生み出す原因は色々考えられます。
たとえば色使いやフォント、文字の大きさなどのせいで読みにくい、見にくいとか。
あとは余計なものが色々表示されているせいで、肝心の記事本文がどこにあるかわかりにくいとか。
そういう「わかりにくさ」はサイトを見れば一瞬で「わかります」のですぐに判断できると思います。
モバイルに対応していないもの
これ、昔は気にしなくてよかったのですが、今はモバイルの方がアクセスが多いくらいですからね。
いわゆる「モバイルフレンドリー」でないWordPressテーマは避けたほうがいいです。
どうやって確かめるのかというと・・・パソコンとスマホ、両方で表示させてみるといいですね。それでちゃんとわかりやすく使いやすく表示されているか確認します。
「BLISK」というブラウザを使うと、両方一度に表示されますので便利です。
SNSボタンがないもの
SNSボタンって、ツイッターとかフェイスブックとかはてなブックマークとかグーグルプラスのボタンですね。
拡散してもらうものを意識したものです。
拡散してもらうことで、ナチュラルな被リンクをもらえる可能性が高まります。被リンクが増えればSEO的な評価も高まります。
まあこれは・・・ついてなくても自分で設置すれば良さそうなものですけど、それは手間ですので、最初からついている方がうれしいです。^^
でも、あんまりいっぱいボタンがあるのはダメですよ?
ボタンの表示に時間がかかってしまって、ページの表示が遅くなってしましますので。上に挙げた4つがあれば十分でしょう。
今人気の無料テンプレはこれ
ということで、「ダメなWordPressテーマ」の条件を見てきましたが、無料のものでこれら「ダメ条件」に一つも該当しない、「よいテンプレ」はたくさんあります。
最近では「Simplicity」というのが有名ですね。
にもかかわらず、本格的にネットビジネスをしていこうという人は、「賢威」という有料のWordPressテーマを導入することが多いです。
なぜ「賢威」が選ばれるのか
まず、賢威は2007年から売れ続けていて、バージョンアップを繰り返しています。
その時代のネット環境に合わせて改良を続けているということです。そして改良を続けていることが、賢威の「売り」の一つとなっています。
この点、無料テンプレだと、バージョンアップするかどうかは作者の気分次第、ということになってしまいます。無料ですので、ユーザー側から要求するわけにもいきませんからね。
また、長年売れ続けているということは、長年良い評価を得ているということですよね。そうでなくては途中で消えて忘れ去られていることでしょう。
無料テンプレの場合は何が起ころうと最終的には「自己責任」ですので、この点も賢威には安心感がありますね。
次に賢威は、テンプレが良いことはもちろんなのですが、それ以上にSEOマニュアルとメンバーズサイトが優れているというのが、個人的な感想です。
賢威を買うとSEOマニュアルがついてくるわけですが、SEOに関する知識はこのマニュアルだけで十分となります。
また、メンバーズサイトでは賢威の使い方だけでなく、最新のSEOに関する話題も出たりしますので、利用価値が高いです。
はじめに「SEOはテンプレート以外の部分でがんばるべき」と書きましたが、どこをどうがんばれがいいかがわかる、というわけですね。
テンプレ自体も改良される、知識もその時々の新しいものを得ることができる、それが賢威のメリットと言えるでしょう。
だから有料であっても賢威を選ぶ人が多いわけです。
私がWordPressを始めて、即座に賢威を導入したのも、「テンプレで色々悩みたくない」と考えたからです。そこにエネルギーは使いたくないと。
だから成功者の多くが既に使っている賢威を即購入したというわけです。