Googleアドセンスの審査に通過するために必要と思われることを、まずはまとめておきましょう。もちろん、現時点での話で、将来はどう変わるかわかりません。
このページの内容
最初にまとめ
- 独自ドメインでサイトを作る。
- Googleのウェブマスター向けガイドラインを守る。
- アドセンスプログラムポリシーを守る。
- コンテンツは充実しているほど良い。
次に、審査の手順を見てみましょう。
- 上記要領でサイトを作って
1次審査申し込み 1次審査通過の通知2次審査用広告コードを<head>~</head>の中に貼り付け2次審査通過の通知
以上です。
※追記
現在では一次審査、二次審査というのはなくなっています。
ということで、一つ一つ、詳しく見ていきましょう。
独自ドメインでサイトを作る
これはシーサーブログを独自ドメインで表示する方法がよくとられます。
ただ、最近の傾向として「審査用」ではなく「本気」で育てているブログを審査に出したほうが良さそうなので、サーバーを借りて独自ドメインと紐付けし、そこにワードプレスブログを開設するほうが良いと思います。
※追記
アドセンスを貼るサイトは、一つ一つ審査を受けなければならなくなりました。なので必然的に「審査用ブログ」というのは成り立たなくなりました。
ムームードメインでの独自ドメイン取得方法とXサーバーへの紐付け
そしてそこに、本気の記事を投稿していきます。
その際に気をつけなければならないのが次のことです。
Googleのウェブマスター向けガイドラインを守る
内容を大雑把に言うと、
「質の高いコンテンツを作りましょう」
「ブラックハットSEOはやめましょう」
ということになります。
Googleによるスパム判定の基準~品質に関するガイドライン違反とは
これを守った上で、サイトを作っていきます。
もちろん、単に「文字数の多い記事を書けばいいんでしょ」ということではなく、「ユーザビリティ」にも気をつけておきます。
記事自体を読みやすく書いておくことはもちろんですね。見出しや文字装飾も適宜使用します。
また、「サイト内のどこに何があるか」できるだけわかりやすくしておきます。
「パンくずリスト」を表示したり、カテゴリを整理したり、記事内から別の関連記事へのリンクを張ったり、ということですね。
でもアドセンス審査に申請する場合は、ウェブマスター向けガイドラインとは別の、もう一つの「ルール」もチェックしておく必要があります。
それが「アドセンスプログラムポリシー」です。
アドセンスプログラムポリシーを守る
ここに「やってはいけないこと」と「やっておくべきこと」が列挙してありますね。
クリック誘導は論外として・・・「やってしまいそう」なのは禁止コンテンツを作ってしまうことですよね。なのでそこは熟読しておくべきでしょう。
禁止コンテンツ
禁止コンテンツは以下のようになっています。
アダルト コンテンツ
家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
危険または中傷的なコンテンツ
危険ドラッグおよび薬物に関連するコンテンツ
アルコールに関連するコンテンツ
タバコに関連するコンテンツ
ギャンブルとゲームに関連するコンテンツ
ヘルスケアに関連するコンテンツ
ハッキング、クラッキングに関連するコンテンツ
報酬プログラムを提供するページ
不適切な表示に関連するコンテンツ
衝撃的なコンテンツ
武器および兵器に関連するコンテンツ
不正行為を助長するコンテンツ
違法なコンテンツ
プライバシーポリシーを掲載する
あと、忘れがちなのですけど「プライバシーポリシーを掲載すること」と書いてあります。
プライバシポリシー用のページを作って、サイドバーなどにそのページへのリンクを貼っておきます。
プライバシーポリシーの内容は以下に説明があります。
具体的な書き方は、アドセンスを掲載しているサイトを探して、そのプライバシーポリシーを参考にするといいと思います。
だいたいこんな内容になります。
当サイトではGoogle AdSenseによる広告サービスを利用していますので第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されます。
このような第三者配信事業者は、ユーザーの興味に応じた広告を配信するため、ユーザーのアクセス情報を知るためCookie(氏名、住所等個人情報を特定するものではない)を使用することがあります。
第三者配信事業者に情報が使用されることを希望されない場合は、広告設定(https://www.google.com/settings/ads)やaboutads.info(http://www.aboutads.info/choices/)で、Cookieを無効にすることができます。
コンテンツは充実しているほど良い~意外に少ない記事数でも
これは当然といえば当然なのですが・・・でも以前は「審査用」に簡単にブログを作って申請して、それで審査通過できていたんですよね。
でも最近はそれではなかなか難しいようです。
それならもう、「審査用」を作るのではなく「本気で育てていくサイト」をそのまま審査に出したほうがよいのではないか、と考えられます。
それで「そろそろコンテンツも充実してきたな」と思えたときに、アドセンス審査に出す、ということになりそうですね。
参考までに、記事数としては、審査が厳しくなった後でも「20記事未満で通過」という例も見られます。
まあでも、多いに越したことはないでしょう。^^;
あと、「画像はダメ」「広告はダメ」という話もありますが、上述した2つのルールに違反していないのなら大丈夫だと考えられます。
そうそう、サイト管理人の「プロフィール」や連絡先または連絡フォームなどもあったほうが、信頼度が上がって良さそうですね。
審査手順の変更点
実際に審査を受ける手順で、昔と違う・・・というか最近変わったんですかね、これ。
審査用広告コードを<head>~</head>の中に貼り付け
アドセンス審査申込時に、いきなり「本広告」を貼るのではなく、「審査用の広告」をサイトのヘッダー内に貼って結果を待つ、という形になります。
ヘッダー内に貼って数日待っていると、合格であればその旨の通知が来ます。
そうしたら晴れて本広告をサイトに貼り付けることができるようになります。
ただ、アドセンス広告は、サイトに貼り付けてすぐに表示されるものではありませんので、そこで「表示されない!」なんて焦らないように。
今の方が良い?
以上、アドセンス審査を通過するために気をつけるべき点を見てきましたが・・・
ほんと、厳しくなりましたね。いろいろ調べて書いてみましたが、これでも100%とはいえないでしょう。Googleさんの考えが変わればそれまでです。
私が審査を受けたのはもう10年以上も前なんですけど、そのころは、無料ブログに200文字くらいの記事を10記事ちょっと書いて申請すれば、だいたい合格できていたんですよね。
1次2次なんてなかったと思います。1回で合格。
ただそのかわり、合格した後が厳しかったんです。
昔は突然アドセンスアカウント削除、なんてことも多くて、しかも問い合わせても何も教えてくれない・・・ということがよくありました。^^;
だから昔からアフィリエイトをやっている人は「アドセンスは怖い」という印象があるんです。私があまりアドセンスを貼っていないのも、そういうことなんです。
それに比べると、今のほうがいいのかもしれません。始める前に「やってはいけないこと」「やるべきこと」を教えてくれるわけですからね。^^
2019年7月追記:審査に数時間で合格
どれくらい厳しいのかを確かめるために、最近またアドセンスの審査に申請してみました。
そうしたら数時間で合格ということになりました。正確にはおぼえていませんが^^;5~6時間だと思います。
ただこのサイトは、すでに数百記事もあってアクセスもそれなりにありました。
それからプライバシーポリシーの表示と、あとは管理者情報ページ、問い合わせページを設置。
これだけで、数時間で審査パスと相成りました。
でもですね・・・
このサイト、アマゾンの審査には落ちているんです。^^;
アマゾンのほうが厳しいのか・・・
また何かわかりましたら追記します。