アフィリエイトに限ったことではなく、何をするにしてもこういうことってあると思います。
何かをやりたいと思った。
でもやり方がわからないから諦めた。
人間の心理的傾向として、「未知のものは避けたい」というところがありますし・・・
また、少しでもイメージできるならまだしも、さっぱりわからないとなると「諦めても仕方ないよね」と思ってしまうかもしれません。
本当の理由
でも実は、「わかるかわからないか」は問題ではなかったりします。
じゃあ問題はどこにあるのかというと・・・「動機」です。
- やらねばならない
- やりたい
という動機。
もちろんこの2つでは後者の「~したい」という方が、動機としては理想的だと思います。
たとえば。
事例1「ゲームをやりたい」
私はゲームが好きですので「◯◯」というゲームをしたいと思いました。
でも「◯◯」はスマホなどモバイル端末専用のゲームのようです。ところが、私はスマホもタブレットも持っていない・・・
わざわざゲームのためにスマホを買うのももったいない気がするし・・・
じゃあパソコンでやる方法はないかなということで、検索して調べてみたところ、「エミュレーター」なるものがあるのがわかりました。
でもこれ、「バリバリの文系(笑)」の私には、どういうソフトをインストールし、どう設定していいものやらさっぱりわからない、イメージもできない・・・
はい、ここ。
ここです。
「動機」が問われるのは。
ここで、「このゲームがどうしてもしたい!」という動機が強ければ、「エミュレーター」が何のことかわからなくても、調べまくってなんとか使えるようになろうとするでしょう。
でも「このゲームをしたい」という気持ちが弱ければ、
「うーん、難しそうだし、よくわからないからいいや」
ということにして諦めるでしょう。
事例2「アフィリエイトで稼ぎたい」
次に、アフィリエイトの場合。
アフィリエイトを始めた動機は私の場合、
- やらねばならない
- やりたい
この2つで言えば前者のほうが強かったということになります。
当時、仕事が激減してしまって、「このままでは生活できない」と追い詰められた状況でした。だからなんとか、収入源をみつけなければならなかったわけです。
でも、これまでと同じように塾講師の仕事を探していては、結局何も変わらないことは目に見えていました。
そこで、なんとか自分ひとりでも収入を生み出せる力を身につけねばならないと思いました。
それで目をつけたのがネットビジネス、その中でもアフィリエイトだったというわけです。
でも。
当時の私は、
「ブログ? なにそれ美味しいの?」
「ホームページって、ホームページビルダーがないと作れないんでしょ?」
くらいの認識しかありませんでした。つまり、インターネットに関してはまったくのド素人。
わからないことだらけだったわけです。
アフィリエイト以前に、インターネットについてわからないことが多すぎた。
で。
ここですよね、「動機」が問われるのは。
ここで、特に何かにチャレンジしなくても生活できるようなら、
「わからない、難しすぎる」
とかなんとか、自分に言い訳して、アフィリエイトを諦めていたと思うんです。
でも幸いというかなんというか・・・^^; やらざるを得なかったわけですね。「もう逃げ道はない」という認識だったわけです。
やらねばならない
という動機が非常に強かった。
だから、インターネットのド素人でも、アフィリエイトに関してさっぱりイメージできなくても、本を読んだりネットで調べたり、情報教材を買ったり塾に入ったり・・・
そして試行錯誤を繰り返したりして・・・
しぶとく食らいついて、アフィリエイトで生活できるようになった、というわけです。
そうそう。
事例3「東大に合格したい」
個人的経験として、「お勉強」の場合もこれが言えます。
私は、東大文一に、予備校にも行かずに現役合格したわけですけど、この場合動機としては、「~したい」というのが強かったんですね、当然。
「東大に行かねばならない」というより「東大に行きたい」ですよね。
でも、田舎の県立高校で、何年も東大合格者なんて出していないところですから、
「どうすれば合格できるの?」
なんて、情報が少ないわけです。
「どうすればいいかさっぱりわからない・・・」
はい。ここですね。(笑
くどいようですが。(笑(笑
ここで、「東大に行きたい」という気持ちがそれほど強くなかったら、
「まあ、田舎の県立高校だし、東大合格者も出してないし・・・」
「どういう勉強すればいいのかもわからないから無理だよね・・・」
なんて、自分に言い聞かせて、東大は諦めていたことでしょう。
でも私の気持ちは非常に強かったので、インターネットなんか無くて、今よりずっと情報収集や調査は難しかったにも関わらず、東大に合格するための勉強法に関する本もいろいろ読みまくり・・・
そこで得たことを実践に移して、めでたく東大文一に現役合格できたというわけです。
結論
以上。
結局のところ、何かにチャレンジする場合に大事なのは「わかる、わからない」ではなく「動機」ということになりそうです。
「よくわからないからやーめた」
なんてことになる場合は、「やりたい」という気持ちが強くないし、「やらねばならない」理由もないということなのでしょう。