無料オファーと言っても、A8とかアフィリエイトBとか、大手のASPで見られるものでなく、主催者が自分でやっているようなものですね。アフィリエイトセンターを使って。
無料オファーアフィリのトラブル
これ、時々相談メールもいただくのですけど、結構トラブルも多いようです。
まあ個人営業みたいなものですので、トラブルが多いのは仕方ないですね。^^;
無料オファーアフィリをやってみようという場合は、信頼のおける相手を選ぶようにしましょう。
それで。
トラブルというのは言うまでもなく、「報酬を払ってもらえない」というものです。
なぜそんなことになるのかというとこれは単純、利益が出ないからですよね。
報酬を払っても利益が出るなら、そんな信用を失うような、下手をすると犯罪者になってしまうようなことはしないでしょう。
トラブルの原因
利益が出ない原因はもちろん、商品の側にもあるのでしょうけど、アフィリエイターの側にもいろいろと問題があるようです。
つまり・・・
アフィリエイターの側でも不正を働く者がいるということですね。
どういうことかといいますと、上述のごとく、無料オファーのアフィリエイトセンターなんて、個人営業のようなものが多いんです。
だから、不正のチェックについてもできないことが多いんですね。
これがグーグルアドセンスなら、「不正クリック? アカウントバン!」とすぐにできるところですが。(笑
で、アフィリエイターの方でどういう不正をやっているかというと、「メールアドレス登録」をアルバイトとして募集するわけです。
アフィリエイトリンクを提示してですね。
「このリンクから登録ページに行って、メアドを登録してください」
「登録するだけで1件につき50円差し上げます」
とか宣伝すれば、登録しようという人も・・・けっこういるはずですよね。
で、そのアルバイトさんには50円渡して、自分はアフィリエイト報酬を受け取ろうというわけです。
そのアフィリエイト報酬が500円なら、アフィリエイターは1件につき450円利益を得ることになります。
でもこれ、無料オファーの主催者にとってはたまったものではないですよね。
不正が不正を呼ぶ
そうやってアルバイトで登録されても、自分の商品が売れることはないですから。まぐれでいくつか売れるかもしれませんが。^^;
そうして無意味なメールアドレスを集めた結果、主催者側は利益を出せず、アフィリエイト報酬も払えない・・・ということになります。
そうでなくても、無料オファーを警戒する人は増えてきているわけですので、昔よりは利益を出しにくくなっています。
その上不正をするアフィリエイターがいるのでは・・・
「目には目を」
を考え始める主催者が増えてきてもおかしくありません。
つまり、最初から「アフィリエイト報酬なんて一部の有力アフィリエイターにしか払わない」と決めている主催者ですね。
となると、無料オファーアフィリエイトをやろうという人は減り、それどころか悪評を広める人も出てくるでしょう。
そしてそれが一般の人の目に触れると、
「無料オファーなんて怪しい」
「詐欺かもしれない」
という人が増え、業界全体が冷え込んでしまうということになります。
そしてその業界を滅ぼす
現にもう、無料オファーに頼る手法で利益を出すことは難しくなっているわけですからね。
結局のところ。
よくある話ですが、不正を行うことで自分の首を絞めてしまうというわけです。
最初に不正を行ったアフィリエイター・・・あの、アルバイトを使って無意味なメールアドレスを登録させたアフィリエイターですね。
この人は、
「こんな方法を思いつくなんて、オレ、なんて頭がいいんだろう」
なんて、愚かにも思っているかもしれません。
でもそういう不正をした結果、業界全体が儲からなくなって、自分も報酬を払ってもらえないということになります。
結局誰も稼げないという環境を作ってしまいます。
人を騙すのが頭がいいって?
これ、アフィリエイトに限らず、どんな分野でも当てはまることです。
「大金を稼ぐには人を騙さなければならない」
「人を騙してお金を稼ぐやつは頭がいい」
なんて思っている人も結構いるかもしれません。
でもこれ、間違っています。
自分で自分の首を絞めているのに気づいていないんです。つまり「頭がいい」なんてとんでもない。目先数センチのことしか見えていない。
「悪いことをしてでも儲けたら勝ちなんだよ」
なんて言う人もいますが、わずかしか儲けることはできないし、すぐにダメになってしまいます。
それどころか、犯罪者として、一生逃げ回ることになるかもしれません。
それよりも、誠実なビジネスをして、信用を積み上げていったほうが長期的に稼げますし、多くの人の役に立っているという「やりがい」も得られます。
あなたはどちらを選びますか・・・って、これ、考えるまでもないことですよね。どちらを選ぶべきか、一瞬でわかりそうなものです。
「悪いことをしないと稼げない」
というのは、フィクションに過ぎません。
現実は、
「悪いことをしているといつまでたっても稼げるようにならない」
です。
ところで。
「悪いことをしないと稼げない」
というフィクションはなぜ流布されているのでしょう?
これは、このように多くの人に信じ込ませることで、得をする人がいるからです。
多くの人が、
「お金を稼ごうとしないのは正しい人間であることの証明だ」
と信じることで、誰が得をするのか・・・考えてみるのも面白いと思います。