大半の人は、子供の頃から真面目にがんばってきたと思うんですよね。
それなのに、
「なんでこんなに毎日つらいんだろう・・・」
「やっぱり真面目なのは損なのかな・・・」
なんて思う人も多いはずです。
「いや、そうじゃないんだ」というのが今回の話です。
「真面目」の基準が問題
子供の頃からですね、真面目にやると、学校とかで褒められたりしてきたんですよね。
でも、学校などで教育される「真面目」の行く先はどこを向いているのかというと、
「組織や集団のために働くことができる」
というところ。
つまり、簡単に言えば、会社とか役所とかで従順に働いてくれる労働力となること。
優秀な「歯車」となること。
これが「真面目」の基準とされてきたわけです。
学校で教えられるお勉強や行動基準はすべて、そういう人間を作るためのもの。
学校で教わったことを思い出してみると…
学校で教えられたことを思い出してみると・・・そうではありませんでしたか?
「遅刻は悪いことだ」
というのも、そもそも会社や役所で「真面目」に働くための規範意識ですよね。
学校のテスト・・・私は得意でしたが(笑)・・・これが「減点主義」なのも、命令されたことを「ミスなく」遂行するためですよね。
あの、学校のお勉強で偏差値が高い人って、テストでミスすることに最大限気をつけますから。^^;
逆に「自分で何かビジネスを始めること」については、何一つ教えられませんでしたよね?
東大法学部卒業したって、「ビジネスを始める」と言われても何から始めていいのやら、想像すらできませんでした。^^;
学校の教育というのはそのようにできています。
こうしてあなたの「真面目力」は搾取される
だから「真面目」にがんばればがんばるほど、会社や役所など組織のために「滅私奉公」するような人間になってしまうんです。
つまり「真面目」自体が悪いのではなく、「真面目」の力を間違った方向に向けられてきたということ。
本来。
あなたの「真面目力」は自分自身のためにこそ活用すべきもの。
それなのに、自分自身をないがしろにして、人のため組織のために真面目力を消費するよう教育されてきたわけですね。
その結果、いくら真面目にやっても幸せになれない、ということになります。
真面目にやればやるほど、あなたのエネルギーは「他人」に利用されることになります。
一生を買い取られる
たとえば会社でも・・・
安い給料で、「一生」を買い取られることになります。
給料については一切不平を言わず働くのは「真面目」ですばらしいこと。
どんな理不尽な命令にも黙って従うのが「真面目」ですばらしいこと。
命令されたことは一つのミスもなくすべて実行するのが「真面目」ですばらしいこと。
そう教育されてきたわけだから。
あなたを雇っている人間は、滅私奉公している人間を
「真面目で素晴らしいですね~」
なんてほめてくれるかもしれませんが、その一方で何十億円も自分の懐に入れているんです。
会社ではおそらく、雇い主よりもあなたのほうが何倍も苦しい思いをして頑張っていると思います。
それなのに、この経済的な格差。
そろそろ切り替えるべき時
何も不平を言わず他人のために「真面目」に働くこと。
そうして一生「真面目力」を搾取され続けていれば、幸せになれないのは当然です。
そろそろ・・・
あなたはその「真面目力」を自分自身の幸せのために、最大限活用するように切り替えても、よいのではないでしょうか?
「真面目だと損をする」
というのは間違いです。
真面目力を、他人にいいように利用されてきたからダメなんです。
これまで他人に搾取され続けてきた真面目力を、全て自分自身のために活用できれば・・・自分も、そして自分が愛する人たちも、幸せにできるのではないでしょうか。
そのためにはやはり、自分自身で収入を生み出すスキルを身に着けていかなければなりません。
収入源を他人に頼る限り、あなたの「真面目力」は他人に安く買われるほかないからです。