アウトソーシングサイトとは
アウトソーシングサイトというのは、発注する側から見れば、不特定多数の人に対して、自らが必要としている作業を引き受けてくれる人を募集できる便利なサイトです。
受注する側からすると、在宅でできる仕事を見つけることができる便利なサイト。
で、このアウトソーシングサイト、私がライターをやっていた頃は「@SOHO」が有名でした。
ほかでもない私も@SOHOで仕事を探して受注していました。
でも現在は、アウトソーシングサイトと言えばランサーズかクラウドワークス、ということになっているようです。
なのでネットビジネスの第一歩としてウェブライターを考えるなら、ランサーズとクラウドワークス、2つに登録しておけば事足りる、ということになります。
それはさておき。
便利になった
なぜクラウドソーシングサイトの主役が、以上のように移り変わったのかということですね。
これはやはり、ランサーズやクラウドワークスのほうが、「より便利だから」ということなのでしょう。
じゃあどこが便利なのか?
これは簡単に言えば
「面倒な作業を肩代わりしてくれる」
ということになるでしょう。
@SOHOの魅力
@SOHOの魅力は、システムが簡潔な点です。
発注したい人が募集文を掲載し、それに対して「その仕事やります」という人が発注者に連絡を取る。
@SOHOは単に、募集と応募のための場所を提供しているだけで、発注者、受注者間のトラブルに関しては一切関知しません。
あくまで、発注者と受注者が直接やり取りをします。
そのかわり@SOHOは手数料もとりません。完全無料。
これは余計な費用がかからないというメリットがあるのですが・・・それでもランサーズやクラウドワークスに人気が移ってしまった。
それはなぜかというと、主に受注する側に不安があるからです。
ランサーズ、クラウドワークスの魅力
「ちゃんと報酬を払ってもらえるのか」
という不安。
「面倒な作業を肩代わりしてくれる」
と書きましたが、数ある面倒な作業の中でも、この「不安の払拭」のための作業が、受注者から見ると「いちばん助かる!」ということになりそうです。
具体的には「仮払い(エスクロー)」システムです。
例えばランサーズなら、発注者が報酬を前もってランサーズに渡しておきます。これが仮払いです。
その仮払いが行われたことを確認して、受注者は仕事を開始すれば、「報酬を払ってもらえない」という事態を避けられるわけです。
すでに報酬はランサーズが確保しているわけですから。
これ以外にも、受注者や発注者の信頼度を測るシステムをいろいろと充実させることで、多くの人に利用されるようになりました。
仕事を探す側としては、以上のような利便性に対して、「手数料を負担する価値がある」と判断しているわけですね。
まあその手数料は、報酬の20%ということなので安くはないのですけど・・・。
昔より報酬は安くなった?
「手数料引かれる分、報酬は安いんじゃないの」
と思うかもしれませんが、そうでもないようです。
たとえば、@SOHOで初めてライターの仕事をしたときは「1文字0.4円」でした。
ところが、ランサーズで仕事を見つけた人の話では
「最初の1ヶ月は1文字0.8円だった。安すぎる!」
なんてのがありました。
かつての私の倍の報酬ですが「安すぎる!」です。(笑
ということはつまり、報酬が昔より安くなっているわけではないと推測できます。