まずスモールキーワードで練習して・・・という話ではなく、同サイト内での話です。
ですが、ブラックハットとホワイトハットでは、スモールからビッグを狙うと言ってもやり方が違います。
まあ当然ですけど。^^;
ちなみに、スモールキーワードは検索回数の少ないキーワードで、ロングテールキーワードとかニッチキーワードと言っても同じようなものでしょう。
さて。
ブラックハットSEOの場合
ブラックハットSEOでスモールワードからビッグワードを狙う場合。
これは単純で、スモールキーワードを狙って作った個別ページにも自演のリンクを当てて、サイト全体のパワーを上げ、トップページで狙っているビッグキーワードを上位表示させよう、というやり方です。
もちろんトップページにも自演のリンクを送ります。
で、自演リンクの手間を省く、かつ「自演に見せない」ために、中古ドメインを利用したりします。
これが古来(笑)行われてきた方法。
ホワイトハットSEOの場合
ではホワイトハットSEOではどうするのかと言うと・・・もちろん自演のリンクは使えませんし、中古ドメインも使いません。
最初から真面目に(笑)サイトを作り、まずはスモールキーワードやロングテールでアクセスを拾っていきます。
で、アクセスしてくれた人に、最大限サイト内を見てもらえるよう工夫します。
そうするとサイト滞在時間が増え、サイト全体の評価が高まってきて、最初は上位表示できなかったようなキーワードも上がりやすくなっていきます。
また、トップページでビッグキーワードを狙っているのだから、スモールキーワードでやってきたアクセスは、最終的にトップページに行き着くように誘導します。
こうすることでトップページの評価も高まっていきます。
まとめ
つまり、
・うまく誘導してページビューを増やすことでサイト全体の評価を上げる
・ビッグキーワードを狙っているページ(トップページなど)にトラフィックを集めることでそのページの評価を上げる
この2つの効果でビッグキーワードを上位表示させようという考えです。
だから「内部リンクが大事ですよ」と言っても、ただ単に関連ページに内部リンクを貼るだけでなく、最終的にどのページを狙っているのかも意識しておいたほうがいい、ということです。
トップページ単体でも成り立つ考え方
ただ、個別ページ→トップページという流れだけでなく、トップページ単体でもこの方策は成り立ちます。
どういうことかというと・・・
トップページのタイトルにもビッグワードだけでなく関連ワードを入れますし、トップページの記事内にもロングテールワードを散りばめるわけですよね。
だから最初はトップページでもスモールワールドでアクセスを集めることになります。
で、アクセスした人が即帰ってしまわないような役立つ内容なら、ページ滞在時間が増えますのでトップページの評価も徐々に上がってきます。
そしてそのうち、ビッグキーワード単体でも上位を狙える力がついてくる、というわけです。