「そうじゃない!」とはどういうことかというと・・・
このページの内容
この点では優秀なテンプレートが多く差別化が難しい
普通、SEOに強いWordPressのテンプレートというと、
- HTMLが間違いなく無駄なく美しく書かれていたり
- 構造化マークアップがされていたり
- 内部リンクが効果的に配置されていたり
- 簡潔なサイト構造になっていたり・・・
ということが思い浮かぶんじゃないでしょうか。
いやもちろんそれは大事なんです。大事というか、「最低限それは押さえておかないとね」ということですね。
だから、多くの有料テンプレートや優秀な無料テンプレートは、その部分には力を入れていてほとんど差がないような状態です。
表示速度の違いはページ内容によってつぶされる
じゃあ他にどんな違いがあるのかというと、表示速度がありますね。ブラウザにページを表示させた時のスピード。
これは、トールとダイバーの比較で取り上げたとおり・・・
THE THOR(ザ・トール)とDiver(ダイバー)の比較【SEOに強い有料WordPressテーマ】
Googleのページスピードインサイトでは差が出ることがあります。
でもこれも、動画とか画像とかをたくさん盛り込めば、表示速度なんて簡単に落ちるよね、という話です。
自分でできる最大のSEO対策とは
じゃあとはどんな違いがあるんだということになりそうですが・・・
Googleさんが、「SEOの二大要素」と言っているのが
コンテンツとリンク
です。
このうちリンクは被リンクのことですが、これは基本的に自分ではどうにもなりません。ブラックハットをやらない限り。
ということは、自分でできるSEOで最大のものは「良いコンテンツを作る」ということになります。
そこから考える「SEOに強いWordPressテーマ」とは
ここから考えると、「SEOに強いWordPressテーマ」とは
良いコンテンツを作ることを強力に支援してくれるテーマ
ということになります。
もちろん、最初に挙げた、HTMLだとか内部リンクだとか表示速度だとか、そういう「最低限」のことは満たした上での話ですけど。
そういう最低限のことは多くのテーマが満たしているので、その上で「SEOに強い」となると「良いコンテンツを作りやすい」テーマということになるでしょう。
「良いコンテンツを作りやすい」テーマとはどういうものなのかと言うと、
「記事の外見をわかりやすく加工しやすいテーマ」
ということになります。つまり、記事作成を支援するような機能が充実しているWordPressテンプレートです。
具体的には
記事作成の支援と言っても、文字の大きさや色を変えたり太字にしたりという機能は最初からあるので、それ以外の機能。
具体的には、
・見出しをデザインする
・ボタンやアイコンを作る
・文章をいろいろな枠で囲む
・キャラクターと吹き出しを入れる
・ランキングを作る
等々。
こういう機能が揃っていれば、少なくとも「外見」的には、良い記事を作りやすくなります。
となると、そういうWordPressテーマを使っている人は、そうでない人に比べて、「良いコンテンツ」を作るスピードが上ということになります。
これは、良いコンテンツを作っていく上で有利な環境です。
自分でできるSEO対策としては最大の要素である「良いコンテンツ作り」を強力に支援してくれるわけだから、それは「SEOに強いWordPressテーマ」と言えます。
SEOを実践する上で有利な環境
まああくまで「有利な環境」にすぎないんですけどね。
いくら記事作成を支援してくれる機能が豊富でも、その豊富な機能で奇っ怪なコンテンツを作ってしまう人もいるでしょうし。^^;
でも、同じような能力&性格の人が競うのであれば、有利な環境にいる人のほうが勝ちやすいに決まっています。
そういう点で、優秀なテンプレートというのはお金を出す価値があるということになります。