アフィリエイトキーワードの選定には色々な考え方がありますが、前回紹介したGoogleキーワードプランナーで検索数を調べてそれを参考にするというのは有力な方法の一つです。
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アフィリエイトキーワードの検索数だけ見ていると落とし穴に…
Googleキーワードプランナーを利用すればおおよその月間検索回数がわかるわけですけど、でも、これで調べて単に検索数の多いものをブログ記事のタイトルにすればいいというものではありませんよね。
たとえば「アフィリエイト」という単一キーワード。
これだと確かに検索回数が多いです。
ですので、ライバルも非常に多いことになります。
「アフィリエイト」という単一のキーワードで上位表示させるのは至難の業と言っていいでしょう。
それに「アフィリエイト」をアフィリエイトキーワードとして自分のサイトを検索上位に表示させたとして、その苦労に見合うだけの収入が得られるのでしょうか?
これはなかなか難しいと言えます。
そのキーワードを検索している人の意図は?
なぜなら「アフィリエイト」というキーワードで検索している人の意図がよくわかりません。
自分がアフィリエイトをしたいのか、それともアフィリエイトに成功した人のことを知りたいのか、それとも言葉の意味を調べているだけなのか・・・
アフィリエイトの方法を知りたいのか、メリットを知りたいのか、弊害を知りたいのか、必要性を知りたいのか・・・
アフィリエイトをしたいとしても、アドセンスをやりたいのか、物販をやりたいのか、簡単な方法がいいのか、面倒でも収入が多くなる方法がいいのか・・・
さっぱりわかりません。
なので、Googleでの検索数が多いからといって、そのキーワードで上位表示させても、苦労が報われるとは限らないのです。
それはなぜかというと、「検索意図」がわからないからです。
だからもっと、キーワードは絞り込んでいくべきなんですね。
絞り込めば、検索キーワードの意図がわかりやすくなる
キーワードを絞り込むとは、具体的には複合キーワードを活用してくことになります。
そして組み合わせるキーワードが多いほど、ターゲットは絞られるということになります。
たとえば、
「アフィリエイト 初心者 稼げる」
こういうキーワードですと、ああ、初心者でも稼ぎやすいアフィリエイトの方法を知りたいんだな、ということが推測できますよね。
検索意図がわかりやすいので、それに合わせた記事も作りやすいです。検索意図にあった記事であれば、上位表示もしやすいです。
そしてそこで初心者向けの情報教材を紹介すれば、成約しやすいということになります。
「アフィリエイト」という単一キーワードよりも「アフィリエイト 初心者 稼げる」という複合キーワードはGoogleでの検索数ははるかに少ないです。
しかし成約率は高いものとなります。
そして大事なのは、キーワードを絞り込むほど、ライバルは減っていくということです。
つまり上位表示が簡単になるということですね。
上位表示しやすく、成果もあがりやすいアフィリエイトキーワード
絞り込んだアフィリエイトキーワードはグーグルでの検索数は少ない。けれども上位表示しやすく成約率も高い。
ということですので下手に検索数の多いキーワードを狙うよりずっと稼ぎやすいものになるわけです。
もちろん、他が同じ条件であるならGoogleでの検索回数は多いに越したことはありませんけどね。
ただ傾向としては、
- 検索ボリュームが多い
- 成約率も高い
こういうキーワードはライバルが超強力であることが普通です。
なのでそういうキーワードの場合はライバルを慎重にチェックしてみて、挑戦するかどうかを判断する必要があります。
「じゃあ検索数いくつならいいの?」
ということになりそうですね。
昔は、キーワードプランナーで調べてみて、「500以上ならいい」とか「100あれば十分」とか、いろいろ言われていました。
ところが現在は正確な数字がわかりません。
もちろん、Google AdWordsで広告を出せば、キーワードプランナーでも細かい数字が表示されるようになりますが、それとて参考値に過ぎません。
なので現在は、キーワードプランナーやサジェストワードで調べてみて、
「実際に検索されていればOK」
と考える人が多いです。
※サジェストワードというのは、Googleの検索窓にキーワードを打ち込んだとき、自動で表示される関連キーワードのことです。
アクセスが来るかどうかなんて、作ってみなければわからないというわけですね。
なので検索数には、それほどこだわらないことをおすすめします。