キーワードを見つけるためのツールはいろいろありますが、そういうツールに頼っていては結局他のアフィリエイターとかぶってしまうんじゃないかと心配になりますよね。
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機械的に見つかるキーワードはライバルが多い
ツールというのはグーグル検索そのものがそうですし、またグーグルのキーワードプランナーなどもあります。
でもそういうものって、だれでも見ることができるので、そこでみつかるアフィリエイトキーワードはライバルが多いんじゃないかというわけです。
それでよく言われるのが、
「キーワードの俯瞰」とか「キーワードのずらし」
といったことです。
こういうことを最初に広めたのは、たぶん浜本浩二さんだと思いますけど・・・
キーワードの俯瞰・ずらし1~抽象的説明
ではその「キーワードの俯瞰」とか「キーワードのずらし」といった方法は、具体的にはどうするのかということですね。
「俯瞰」というのは「高いところから全体を見下ろす」という意味ですが、これをキーワードに当てはめると・・・
グーグル検索などのツールに表示されるキーワードや複合キーワードだけを睨んでいるのではなく、そこから距離をとって広い範囲を視野に入れてみましょう
ということになります。
そうして、そのキーワード自体から少し「ずらし」たところでキーワードを見つけるというわけです。
・・・と、抽象的な説明をしてもわかりにくいですよね。
キーワードの俯瞰・ずらし2~要するに、どうするの?
キーワードから距離をとって、より広い範囲を見る。
単純な方法としては、たとえばある商品をアフィリエイトするとして、その商品を
「誰が」使うのかとか
「どこで」使うのかとか
「何に対してor何のために」使うのかとか
考えていく、という方法があります。
そしてこの中で最も大事なのが「誰が使うのか」を考えていく方法です。
つまりその商品のターゲットを明確にイメージしていくこと。
キーワードの俯瞰・ずらし3~具体的説明
たとえば「脱毛サロン」のアフィリエイトをしようという場合。
「誰が」
「誰が」利用するかというと、若い女性が多いということになりそうです。中でも美容に気を使っている女性ですね。
ということは、美容に気を使っている若い女性をターゲットにした雑誌を買ってきて・・・
そこに書いてあることをネタ元にしてトレンドアフィリエイトブログを作って「脱毛サロン」のアフィリエイトをすれば成果があがる可能性が高いということですね。
少なくとも、「脱毛サロン」とか「全身脱毛」とか「ミュゼプラチナム」とか、そんなストレートなキーワードで勝負するよりも簡単にアクセスを集められるでしょう。
「どこで」
次に、「どこで」必要になるのかと考えてみると、ムダ毛が目立つと困る場所というと海水浴場とかプールでしょうか。
だったら、いろいろなメーカーの水着を紹介するブログを作って、そこで脱毛サロンのアフィリエイトをするという方法も考えられますね。
水着やそのメーカー、ブランド名をキーワードにしていくということです。
「何のためにor何に対して」
「何のために」と考えてみると、もちろん肌をきれいに見せるためにということになります。
となりますと、スキンケアに関するサイトを作って、「自分で処理すると肌にダメージがあるから」ということで脱毛サロンのアフィリエイトにつなげることもできますね。
ただ、スキンケアというジャンルはこれまたライバルが強いですので、もうちょっと考える必要がありますけど。^^;
キーワードの俯瞰・ずらし~一旦まとめ
以上、「キーワードの俯瞰」「キーワードのずらし」について
具体的に説明してみましたが、まあ簡単に言うと「連想ゲーム」みたいなものでしょうかね。(笑
中でも
「誰が」
これをしっかりと想像してみる、つまり「ユーザー目線」になることで、いろいろと見えてくるものがあるはずです。
キーワードのずらしを意識せずキーワードをずらす方法
キーワードのずらし方を説明されても…
そのやり方を説明されてもなかなかキーワードをずらすなんてできないという人もかなりの数出てくると思います。
一生懸命、いろいろ考えてみたけど、5~6個しか候補が出てこなくて・・・
それ全部でブログ作ってみたけど全然アクセスが来なくて・・・
やっぱりダメなのかな?
なんてことになる人が。
そこでキーワードのずらしを意識せずにキーワードをずらす方法を説明してみたいと思います。
といっても基本は単純です。
基本は単純
ずばり「大規模ブログ作成を目指すこと」
これです。
大規模ブログを作るには当然ですがたくさんの記事を書かねばなりません。
そのためにはいろんなネタを調べまくらなければなりません。
そうしてキーワードを見つけてはそれをタイトルにして記事を書いていくわけですね。
多くの記事は、「ずらし」とはいえない何の変哲もないキーワードを扱うことになるでしょう。
でも。
いろいろなネタを調べまくっている過程で
「あ、こんなキーワードがあるんだ」
と、意外なものを発見できたりします。
つまり、意図せず「ずらしキーワード」にであうことができるというわけです。
こういう方法であれば、
「ずらしキーワードが見つからない」
なんて、ウンウンうなって時間を無駄にすることもありません。
ブログを強化しつつずらしキーワードも見つけられる
たまたま出会うまでは、普通に見つかるキーワードで片っ端から記事を書いていけばいいからです。
そしてその記事はムダになるのではなく、アップするたびにブログを強化してくれます。
だから「片っ端から」と言ってもゴミのような記事を書いてはダメですよ。^^;
しっかりとした記事を書いていけば、いずれはロングテールアクセスを集めてくれるものとなります。
そしてたまに見つかる「ずらしキーワード」でも記事を書きます。
そうするとそのキーワードで本当にアクセスが集まるのかどうかを確かめることができます。
それから、ブログにアクセスが集まるようになれば、アクセス解析を見ることで意外なキーワードを見つけることもできます。
以上の方法なら、キーワードをずらすために悩んで時間をムダにすることもなく自分のブログを育てつつ、ずらしキーワードを待つことになります。
作業自体が「ずれて」しまわないために
ただこの方法は、選ぶジャンルによって稼げる金額が変わってきます。
また、アフィリエイト初心者の方の場合、ずらし以前に、基本的なキーワードの発掘法すらわからないということもあるでしょう。
ですのでそのような大規模ブログ構築のスタート地点として、こういうものが適しているというわけです。
ずらすことができれば初心者でも稼げるのか
「キーワードのずらし」というのは多くの人が注目するようになってこれさえできれば「稼げる」という空気もありますが・・・
はたしてそうなのか、と思う人もいるでしょう。
キーワードのずらしとは
一般に「ずらしキーワード」と呼ばれているのはなにか表面に出ているようなキーワード以外でアクセスが集められるようなものですね。
表面に出ているキーワードの代表として商品名キーワードがあります。
商品名+在庫あり
とか。「商標キーワード」ともいいます。
楽天アフィリでよく狙われるパターンですね。
これはこれで、少ないアクセスで成約が取れるし新しい商品ならライバルも少なかったりします。
ただ人気商品だとあっという間にライバルは増えるわけですね。
そこでその表面に出ている「商品名」からちょっとずらしてみましょうというわけです。
そういう、ずらしのパターンについては過去の記事でも説明していますし・・・
トレンドアフィリエイトで簡単に「ずらし」キーワードを狙う方法
私の無料メール講座の方でも、特典マニュアルで説明しています。
キーワードをずらすと稼げる、とは限らないので
ただこのずらしキーワード、単に思いつけば稼げるというものではありません。
思いついたあと、本当に検索上位が取りやすくかつアクセスが来るのか
テスト=試し打ち
をしなければなりません。
資金に余裕がある人は、PPCでテストすればいいと思います。
ただ、アフィリエイト初心者の方の場合はなかなかそうもいかないと思います。
それで結局のところ、無料ブログを量産してテストするしかないということになってしまいそうです。
ただそれだと、以前説明しましたように・・・
ブログやペラサイトの量産アフィリエイトが「昔は」推奨された理由
多くの無料ブログが無駄になってしまうんですね。
それで、初心者のかたの場合は、ずらしキーワードを考えて試してみてもなかなか「当たり」が出ないと思うんです。
もちろん、一部のセンスのある人は別ですけど。
なので、いきなりずらしキーワードに取り組んでも、挫折してしまうかもしれません。
ブログ量産って、正直言って「つらい」ですからね。^^;
それでなかなか当たりが出ない、その上、作ったものがどんどんムダになっていくとなれば・・・
これは挫折してもおかしくありません。
となると、挫折を避けるためにはブログ量産に頼らない方法が
いいのではないかということになります。
ブログ量産に頼らずにずらしキーワードをテストする方法
たとえばこれですが。
トレンドアフィリエイトですので最初はトレンドキーワードを狙っていくわけです。
トレンドキーワードであれば、作りたてのまだ「弱い」ブログであってもアクセスを集められる可能性が高いからです。
でもこのトレンドブログ、育てていけば「強い」ブログになってくれます。
またはこの教材を自分の興味あるジャンルに適用する。

そうしてパワーブログを作る。
そしてその頃には、初心者だった人も、かなりキーワード選定に習熟していると思います。
その段階で、パワーブログにまで育ったトレンドブログを使って、「ずらしキーワード」をテストしてみればブログ量産という不毛な作業をしなくて良いことになります。
トレンドブログに「ずらしキーワード」をタイトルにした記事をアップしてみるということです。
それで容易にアクセスが集められるようなら改めてそのキーワードの「特化ブログ」を作ってみるという手順ですね。
こうして見ると、よく
「一時的なアクセスしか集められない」
などと批判されるトレンドブログも、育て方によっては利用価値が高いものになるということがわかります。
ゴミのような記事を延々アップしていてはダメですけどね。^^;