フロントエンド商材、バックエンド商材、アップセル、クロスセル、ダウンセルの違い

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速水です。

バックエンド商材というと、一部の高額塾がこれを悪用したせいで
イメージの悪いものになっていますね。

バックエンド商材は悪くない

「バックエンドがある=詐欺」
のようなイメージまで持たれてしまっていますが、
本来はバックエンド商材とはそういうものではありません。

フロントエンド商材とは

まず、フロントエンド商材というのは、
その販売者が持っている商品に興味を持ってくれるような人、
つまり「見込み客」を集めるためのものです。

そして、そのフロントエンド商材を使ってもらって、
気に入ってくれた人に「さらにこういうものがありますよ」
という形でバックエンド商材を提案していきます。

ですのでフロントエンド商材というのは無料のことが多いですし
有料の場合も、安いことが多いですね。

ここでは利益は狙っていないんです。

フロントエンド商材は価値あるものでなくてはならない

しかも「使ってもらって気に入ってもらわなければならない」ですので
たとえ無料でもよいものを提供しなければなりません。

そうしなければバックエンドとして提案する商品に対して
「もっといい商品なんだろうな」と思ってもらえないからです。

「フロントエンド商材がこの程度なら
バックエンド商材もたかが知れてるね」
なんて思われたら困るわけです。

ですので売る側としてはフロントエンド商材に力を入れることになります。

バックエンド商材の悪用=バックエンド商法とは

ところが、一部の高額塾では、
まず高額な塾費用を払ってもらって塾に入ってもらいます。

そして高額なのですがこれがフロントエンドとなっています。

それはそれで別にかまわないんです。

問題なのは、申し込みをしてお金を払った人に対して
塾の内容も見せずにすぐさまバックエンドを売り込んでしまうことです。

たとえばあなたが、さんざん迷った挙句、
清水の舞台から飛び降りるようなつもりで
入塾費用10万円を払ったとします。

「これで稼げるようになる」と期待していたら、
10万円を払った直後に50万円のコースを売り込まれるわけですね。

しかも「このページを閉じたら二度と申込みできません」
などと強調してあるわけです。

そうでない場合もカウントダウンタイマーなんかが表示してあって
迫りくる締切を強調するわけです。

判断力を奪うバックエンド商品売り込み

こんなことをされるとあなたはどう思うでしょう?

「10万円ではすべてを教えてもらえないのか! 稼げないんじゃないか?」
「10万円を無駄にしないためにも50万円払わないといけないんじゃ・・・」

このように不安になるわけです。
しかしあなたのこの反応は「悪質な」バックエンド商法の思うつぼです。

不安にさせ、さらに期限を区切って焦らせることで
判断力をなくさせて50万円も払わせてしまいます。

フロントエンドとバックエンドの正しい使い方

本来であれば、フロントエンド商材たる10万円の塾で、
しっかりとノウハウ提供をして満足してもらったうえで
「さらに50万円のコースもありますよ」と提案すべきなんです。

それであれば、10万円のコースで成果を出せた人が
さらなる成果を期待して50万円のコースにも申し込む、
という望ましい流れを作ることができます。

ところが10万円を払った後、内容も見せないで
50万円のコースを短い期限付きで売り込むということは、
10万円のコースを体験してもらっても満足してもらえない
ということを自分から発表しているようなものです。

つまり10万円の方には価値がないと自ら認めているようなものです。

このようなことをするものが多いせいで、
「バックエンド」のイメージはすっかり悪くなってしまったのでした・・・。

ですのでやはり、よほどの確信がない限りは
ネットビジネスの高額塾には近づかないことをお勧めします。(経験者談^^;

アップセル、クロスセル、ダウンセルの違いと悪用事例

アップセルの「悪用」について説明する前に、
まずは言葉の意味をおさえておきましょう。

アップセル、クロスセル、ダウンセルの違い

アップセル、クロスセル、ダウンセルはどれも、
ある商品の購入を考えている人とか、
既に購入して愛用しているひとに、
別の商品を売ることを言います。

アップセル、クロスセル、ダウンセル、
3つの言葉の違いですが、アップセルとダウンセルは、
値段の違いを意識した言葉です。

アップセルの方は元の商品より高いもの、
ダウンセルの方は安いものを売ることですね。

クロスセルという言葉は値段には注目していません。
元の商品とは別のものを売るなら、
高かろうが安かろうが同じだろうがクロスセルです。

アップセル、クロスセル、ダウンセルの例

クロスセルをやっているので有名なのはアマゾンですね。

アマゾンである商品を検索すると、

「よく一緒に購入されている商品」
「この商品を買った人はこんな商品も買っています」

というのが表示されます。
クロスセルを仕掛けている良い例ですね。

しかも「他の多くの人はこれもあわせて買っていますよ」
という感じで持ちかけているところなんか
さすがアマゾンです。

アマゾンのこのやり方はいいのですけど・・・

アップセル、クロスセル、ダウンセルの正しいやり方

情報商材とかネットビジネス系高額塾では
このアップセルを悪用している例がよく見られます。

アップセルを仕掛けるなら、
その商品を購入するかどうか迷っている段階か、
もしくは商品を購入して既に気に入っている段階
仕掛けるのが真っ当なやり方というものです。

ところがアップセルを悪用している者は、
情報商材や高額塾の申し込み直後
これを仕掛けてくるんですね。

アップセルの悪用例

特に高額塾などは、申し込みをした段階では
塾の内容なんかまったくわからないんです。

にもかかわらず申し込みをした人にすぐさま
「上位のコースがあります」という形で
より高額なものを勧めてくるわけです。

たとえばあなたが、
あるアフィリエイト塾に申し込みをして、
クレジット決済で10万円支払ったとしましょう。

その段階では、塾のノウハウは渡してもらえないんですが、
それにもかかわらず、クレジット決済をした直後に
「さらに稼ぎを大きくするためのコース」として
50万円のコースを勧められるわけです。

あなたの不安とあせりを利用するアップセル

これを見てあなたは、

「10万円の内容では稼げないのかもしれない。
 すべて教えてもらえないのかもしれない」

と思ってしまって、

「50万円の方にも申し込まないと
 既に払ってしまった10万円が無駄になる」

と不安になり、50万円も支払ってしまうわけです。
あわせて60万円ですね。

その場合、アップセルの販売ページは
「ワンタイムオファー」が仕掛けられていることが多いです。

「このページは一度閉じると二度と表示されません」
というあれです。

アップセルを悪用する者というのは
このように、あなたの「不安」と「焦り」を利用して
より高額なものを売り込んできます。

こういうものに引っかからないためにも
高額塾は避けたほうがいいですね。

バックエンドと何が違うの?

以上の説明からすると、「アップセル、クロスセル、ダウンセル」と「バックエンド」との違いがよくわからなくなったかもしれません。^^;

まず、「アップセル、クロスセル、ダウンセル」は「売ろうとする行為」で「バックエンド」は「商品またはサービス」という違いがあります。

「売ろうとする行為」「売ろうとしているもの」と区別すればわかりやすいでしょうか。

また、「バックエンド」という場合は、クロスセルやダウンセルではなくて、アップセルであるのが普通です。

つまり、最初の商材よりも高額なものを売るわけですね。安い商材で見込み客を集めておいて、それよりさらにに安い商材を売るのでは意味がありませんから。^^;

あと、「アップセル、クロスセル、ダウンセル」は申し込み前に仕掛けることも多いです。

アマゾンなんてそうですよね。検索しただけで、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」と表示されます。

これなんかは「バックエンド」と呼ぶには無理がありますね。

まあ細かい話ですので、どうでもいいのかもしれませんが。^^;