ワードプレスを用いている人の中にはページの表示速度にすごくこだわっている人もいて、プラグインを入れ替えてはページ表示速度を細かく計測している人もいます。
もちろん、ページ表示速度が速いに越したことはありません。
ページ表示速度が遅いと直帰率は上がる
あなたもいろいろなサイトを閲覧するときにページの表示が遅いとイライラしてしまうこともあると思います。
ページの表示速度が遅いせいで、訪問者がブラウザの「戻る」ボタンをクリックしてしまうことは珍しくありません。
そんなページでは成約率が低くなる一方直帰率は上がってしまいます。
直帰率の高いサイトはGoogleの評価も下がってしまいます。
その点で既に、ページ表示速度はSEO的に意味があるといえるのですが、この場合は直帰率を介しての間接的な影響です。
Googleはページ表示速度自体も評価している
もっと直接的に、グーグル検索エンジンはページ表示速度を見ているのかどうかということも気になりますよね。
これに関しては、グーグルははっきりと肯定しています。
つまり、ページ表示速度はSEO上意味があるということです。
ただ、それほど大きな影響があるわけではありません。
アメリカでは、検索結果に与えた影響は1%未満だったとのことです。
なぜグーグルがページ表示速度も評価基準の一つとして取り入れているのか、その理由ははっきりしています。
つまり最初に説明したような事情があるからです。要するに、訪問者のユーザビリティを考えてのことですね。
さて。
ワードプレスの欠点=ページ表示速度
このブログでも使わせてもらっているワードプレスですが、ページ表示速度という点では少しだけ不利になっています。
なぜなら、ページファイルを先に作っておいてサーバー上に置いておくのではなく、アクセスが来た時点でページファイルを生成する仕組みになっているからです。
なので、アクセスが集中した場合は一度にたくさんのページを生成しなければならなくなって表示が遅くなってしまうこともあります。
「それならワードプレスはやめよう」
なんて思ったあなた!
ちょっと待ってください。
ワードプレスの利点の一つとして便利なプラグインが多いことが挙げられますが、表示速度を改善するプラグインもあります。
例えば私が使っているのは、「Quick Cache」というプラグインです。
基本的にインストールして有効化するだけで使えますので簡単に導入できます。
有料版があるそうですけど無料版で十分です。
※追記
現在は「Quick Cache」は更新が止まっているということで、検索しても見つからないかもしれません。
ただその場合でも、「LiteSpeed Cache」など代替となるプラグインはいろいろありますので試してみるといいと思います。
キャッシュ系プラグインに頼らない方法
プラグインをいろいろ入れるとかえって重くなることもあるし、キャッシュ系プラグインはSEO的にマイナスと聞いたこともあるので使いたくない・・・
という場合は、最初から読み込み速度重視で作られているWordPressテーマを使えばいいと思います。
THE THOR(ザ・トール)とDiver(ダイバー)の比較【SEOに強い有料WordPressテーマ】
「トール」は今のところは、有料テンプレートの中では最速です。まあ私が調べた範囲では、ですけど。