ブレイクアウトの騙しを回避したい~2つの単純な見極め法【株・FX・日経225先物トレード】

ブレイクアウトの騙しを見極めるための単純な方法とは以下の2つです。

①プルバック(押し戻し)を見る
②ビルドアップを見る

ということでそれぞれ見ていきましょう。

プルバック(押し戻し)

①のプルバックというのは価格が一時的に反対方向に進むことです。

たとえば、1000円のラインを下から上にブレイクしたとしましょう。

ここで慌てて飛び乗ると

「だましでした~、残念!」

ということも多いんですが、ブレイクしたあと、プルバックを待って入れば、騙しに引っかかる確率は低下します

1000円をブレイクして、1030円まで行って、そこから下げて1000円当たりで止まり、また上げ始めたのを確認してから入るということです。

ブレイクアウトを狙う際の基本的な見方と言ってもいいでしょう。

もちろん、ブレイクしたあとプルバックもなくそのまま進んでしまうこともありますが、そのときは仕方ないですね。

騙しに引っかかるよりマシと考えます。

ビルドアップ

②のビルドアップというのは、押し戻しに比べると聞き慣れない人が多いかもしれません。

これは、あるラインをブレイクする前に、そのライン付近でしばらく値動きが停滞することです。

ほぼ値動きがなく横に推移することもあるし、上下の動きがだんだん縮小してしぼられていくこと(スクイーズ)もあります。

そのようにして「壁」が「ビルドアップ」され、そうやってしっかりとビルドアップされた壁をブレイクしたときは、騙しの可能性が低い、とする見方です。

ブレイクしたあとはその壁が背後を守ってくれる、というイメージですね。

さて。

いろいろなブレイクに使える

ブレイクアウトというのは水平線だけでなく、斜めのトレンドラインや移動平均線でも見られる現象です。

で、どの場合でも、上述の2つの見極め方は役立ちます。

プルバックは水平だろうが斜めだろうがチェックしやすいと思います。

ビルドアップの方は、水平ラインに対してならわかりやすいけど、トレンドラインとか移動平均線とか斜めのものに対してのものは見逃しやすいかもしれません。

でもまあ注意していれば、そのうち簡単に見分けられるようになるでしょう。

また、2つの見極め方は別々に用いるものではありません。当然ながら、両方出てくることもあって、その場合は騙しの確率はさらに下がることになります。

追記:壁

ついでに。

ビルドアップによって構築された「壁」は過去のものでも役立ちますので、壁ができていないかどうか、いつもチャートの左の方を注意しておくといいと思います。