トレード対象:日経225先物ミニ
最低限必要な資金:10万円程度
手法:1分足を使ったスキャルピング
トレード関係の教材をレビューしたことはほとんどないのですが、これは特にいいなと思ったので紹介します。
このページの内容
ロジック
以下のテクニカルを用いてトレードします。
・移動平均線
・ボリンジャーバンド
・RSI
・転換線
見るのはこれだけです。
転換線は一目均衡表のものではなく、スーパースキャルピング225独自のものとなっています。
※転換線は何をもとに計算しているのか質問してみましたが「企業秘密」とのことでした。(笑
この転換線に基づいてサイン=矢印が表示されるようになっています。
基本的には、MT4に表示されたサインを参考にエントリーしていくこととなります。
サインを見るだけで何も考えずにエントリーしても半分以上は勝てると思いますが、上記のようなテクニカルを見て相場の流れを自分で判断することで勝率を上げることができます。
その際、何を見ればいいのかというのはPDFで説明されていますし、具体的な場面を用いての説明も日々アップされる動画の中でなされています。
基本的なロジックとしては
・移動平均線を見て順張り
・ボリンジャーとRSIを見て逆張り
・三尊や逆三尊などよくあるチャート形
・基本的にレンジは避ける
ということになります。単純でしょ?
でもこの単純なテクニカル指標を見つつ練習することで、「一生モノ」の技術が身につくんです。
それから、実践動画ですが、いまだに新しいものがアップされていますので、教材製作者のかたの本気度がうかがえます。
おすすめの実践手順
おすすめの実践手順は以下のようになります。
①PDFを熟読する。自分でまとめる。
②「実践動画」をすべて見る。大事そうなところはメモする。
③過去チャートで練習する。
④リアルタイムでデモトレードする。
⑤ミニ1枚で練習する。
あとは必要に応じてマニュアルや動画を復習します。自分でまとめておけば復習も容易になります。
以上のごとく「練習」が非常に重要な教材となっています。
あくまで「速水はこうしました」というだけの話ですが、以下に書いておこうと思います。
いきなり資金を投入して実践しても、教材の内容通りにやれば勝てることが多いのですが、ここは「一生モノ」の技術を身につけるために、ガッチリと練習の段階を踏んでいきます。
マニュアルの読み方
まずはもちろんPDFを読みます。
PDFの内容を動画化したものがメンバーズサイトにありますが、これは読み上げソフトを使って内容を読み上げているだけなのでわかりやすいとは言えません。
なので教材本編についてはPDFを読むのが良いです。
PDFの内容は、私にとっては難しいものではありませんでしたが、トレードの知識が全くない場合は難しく感じるかもしれません。
その場合は、わからない言葉は検索して調べつつ、わかるまで繰り返し読むしかありません。
もちろん、「簡単だな」と思った場合でも一回読んで終わりではなく、繰り返し読むべきです。
何も見なくとも内容を説明できるくらいになるまで繰り返し読むといいでしょう。
その際、プリントアウトして大事な部分に印をつけたり補足事項を書き込んだりしながら読むのがベストです。
過去チャートでシミュレーション
次に、過去のチャートを見ながらトレードのシミュレーションをします。
この際、教材で紹介されているサイトを利用するとやりにくくて仕方ありませんので、MT4だけ使ってやります。
なぜ証券会社の先物チャートではなくMT4を見ながらやるのかというと、スーパースキャルピング225ではMT4にサインが出るようになっているからです。
MT4でチャートをずーっと過去にスクロールし、それからローソク足を一本ずつずらしてそこで自分がどうするかを決めていきます。
ローソク足一本一本見ていって、入るのか、出るのか、見送るのか決めていくということです。
自信がつくまでこれを繰り返し、疑問が出たらマニュアルを読み直したりサポートを利用したりします。
リアルタイムデモトレード&実戦動画
過去チャートシミュレーションである程度自信がついたら、次はリアルタイムでデモトレードしていきます。
これはリアルタイムでMT4と、自分が使っている証券会社の日経225先物ミニのチャートを見つつ、
- 見送り
- エントリー
- 利益確定
- 損切り
を決めていきます。
これと並行して実践動画を見ます。
デモトレードで実践すれば、動画の内容を理解しやすくなりますし、また動画で学んだことをすぐにトレードに活かすこともできるからです。
デモトレードと実戦動画を行ったり来たりというわけですね。
実践動画の内容が身につきやすくなります。
資金投入、でも最初はミニ1枚から
これで自信がついてきたらいよいよ「実弾投入」ということになりますが、スーパースキャルピング225では「ミニ1枚」から始めることが推奨されています。
つまり、実際にお金を使うとはいえ、まだまだ「練習段階」というわけです。
ミニ1枚をトレードするために必要な証拠金は、この記事を書いている2018年12月はじめの時点では8万円程度です。
ただ余裕を見て10万円はあったほうがいいと思います。
これで練習を続けるわけですが、いつになったら「ミニ2枚」にできるのかというと、自力で資金を2倍に増やせた段階です。
何がすごいかって…
つまりスーパースキャルピング225の作者である伊藤さんは、「資金を2倍にする」ことは「できてあたりまえ」と考えているわけです。
しかも「最初の一歩」です。
資金を2倍にすることが「最初の一歩」でしかも「できてあたりまえ」。
これはすごいことだと思います。
それくらい伊藤さんはこの手法に自信を持っているということですね。
しかも伊藤さんはそのことを教材にサラッと書いているだけで、全然強調していません。
「資金を2倍にできる」なんてことがあったら、最大限強調して「どうどう? すごいでしょ?」なんて言いそうなものですがそれをしていません。
「べつに・・・ふつうでしょ」という感じで流しているところに凄さを感じてしまいます。
ということでスーパースキャルピング225を入手した人は、ガッチリと実践練習を積んで「一生モノ」のトレード技術を身につけるといいと思います。
しつこく練習していると…何が起こるか?
さて。
こうやって何ヶ月も練習していると面白いことが起こります。
MT4のサインなんか見なくとも勝てることが増えてくるんです。
つまり、特別なツールはなくても、どこの証券会社にもあるようなチャートだけで勝てるようになってくるということですね。
ここまで来ればかなりの程度「トレード技術が身についた」と言えるのではないでしょうか。
こうなれば、たとえMT4が廃止されてしまっても、チャートさえあれば稼ぐことができる、ということになります。
まさに「一生モノ」の技術というわけです。
スーパースキャルピング225はトレード技術を磨きやすい内容となっています。
最初は基本に忠実に、サインに従ってトレードしていくわけですね。でもその過程で、チャートを読むとか、エントリー・利確・損切りの技術が身についていくということ。
たとえるならスーパースキャルピング225のサインは「自転車の補助輪」と言えばいいでしょうか。
まあ補助輪とちがうのは、自分でチャートを読めるようになってもサインは相変わらず有用なので「捨てるなんてとんでもない」というところですが。
それから、1分足を中心に見ていくので、試行回数が多くなります。
つまり短い期間に何度も何度も何度も何度も練習できるということで上達が早いんですよね。
これが日足中心になってると練習量も少なくなってなかなか上達できないということにもなりがちなんですけど。
スーパースキャルピング225のメリット
スーパースキャルピング225のメリットは、すでに勝率が高いと検証されているロジックに基づいてトレードの練習を繰り返すことにより、
「本物の実力」
を身につけることができる点です。
「サインを見て何も考えずトレード」とか「完全自動売買」というものだと、そのインジケーターが機能しなくなれば「はいそれまでよ」ということになります。
それに対して、スーパースキャルピング225では自分自身の「トレードスキル」を磨くことができますので、一度身につければ「一生モノ」ということになります。
スパースキャルピング225に習熟する頃には、サインなど見なくても、移動平均線などありふれたテクニカルだけで勝てるようになっていることと思います。
そこが一番のメリットです。
特典
さて、特典ですが・・・
今回の特典は、
「ある書籍を読んでスーパースキャルピング225と組み合わせれば、さらに自信を持って実践できる」
のですが、それは何という書籍なのかをお教えします。
2018年11月現在、「Kindle Unlimited」で無料で読むことができます。
Kindle Unlimitedはアマゾンのサービスですが、初月無料、あとは月980円です。
ただKindle Unlimitedから外れることもありますので、読みたい場合はお早めに。
こちら、特典付きのリンクです。
追記:先物は危険?
「先物は危険」
と思ってしまう人もいるかも知れません。
でも個人的な体験から言いますと、個別株のほうが危険です。
その理由は主に以下の2つです。
・普通の人は日中トレードできない
・資金ロックされるケースが多い
1つ目の理由はわかりやすいですね。
個別株は基本的に日中しかトレードできませんが、それは日中仕事をしている大多数の人にとって無理な相談です。
よって前の日のうちに「指値」しておくしかないことになりますが、「目の前」でトレードできる人に比べて遥かに不利であることは明らかです。
射撃にたとえるなら、日中トレードできる人は、1メートル離れたところから的に当てればいいのに対し、前の日に指値して勝負しなければならない人は30メートル離れたところから的をねらうようなものです。
2つ目の「資金がロックされるケース」ですが、これも「目の前」でトレードできないことも関係しています。
つまり買ったあとの夜になにか悪い材料が出て、翌日も翌々日もストップ安、損切りさえさせてもらえない・・・ということが個別株では珍しくないからです。
以上の2つの点を考えると、日経225先物のほうが危険は少ないと思わざるを得ません。