平均年収を男女別で見ると?~格差は大きいのか

男性と女性で給与や年収に格差があるということは
昔から言われていることですが、

男女雇用機会均等法なんて法律もあることですし、
現在は格差はないのでは・・・と思いますけど・・・

それで調べてみますと、給与所得者の場合、
男性の平均年収は550万円くらい
女性の平均年収は350万円くらいなんだそうです。

えーと、200万円も差がありますね。^^;

これは、女性が差別されているということなんでしょうか・・・

男女別平均年収の差が大きい理由

それもあるかもしれませんが、
それだけでこれほどの格差は生まれません。

ではどんな要因があるのかというと、
世代別で見ますと、正社員の年収というのは
40代で最高になるんでしたね。

世代別(20代30代40代50代60代)平均年収~年功序列は消えた

でも女性の場合、40代になる前、
それどころか30代になる前に結婚して
会社を辞めてしまう人が多いんです。

つまり年収が上がる前に、
会社をやめてしまうということですね。

なので平均をとったら、
女性の年収が男性よりも格段に低くなってしまうのは
当然のことなんです。

結婚して、子育てが一段落ついて、
再就職ということになっても、
今度はパートとか派遣社員という
ケースが多くなります。

そんな契約形態ですと、
年収なんて上がるはずがありません。

非正規雇用の年収は、
世代別に見ても差がないんでしたよね。

正社員と非正社員・非正規雇用の格差~生涯賃金・給料など

なので、「同じくらい働いているのに年収が少ない!」
というのは、非正規雇用であれば、
女性でも男性でも同じなんです。

以上が男女別平均年収の格差の
大きな要因と考えられます。

ただ、それだけではないはず・・・。

同じ条件で男女の平均年収を比較するとどうなる?

そういうことは、他の条件を同じにして
比較しなければわかりません。

年齢や勤続年数などを同じにして比べる方法を
「パーシェ式」といいますが、
パーシェ式で男性と女性の平均年収を比べた場合
同じになるのかというと・・・

やっぱりこれも同じにはなりません。

年齢や勤続年数が同じで、
学歴も大学卒と同じ条件にしてみても、
女性の平均年収は男性よりも1割以上低いんです。

まあ、上記の例の4割近い差と比べれば
まだましなのですが、それでも女性というだけで
やっぱり平均年収は低くなるんですね。

ちなみに、大学卒よりも高校卒、
高校卒よりも中学卒のほうが
男女間の格差は激しくなります。

男性の方が学歴がなくても
やりやすいということでしょうか。
体力勝負できるということかもしれませんね。

たとえ同じ役職でも格差がある

女性にとってもっと納得がいかないと思われるのは、
「同じ役職」でも男女の平均年収に
格差があるということです。

課長クラス、係長クラスを比べると
女性の平均年収は男性より1割低いです。

同じ仕事をしているのに、
これは納得いきませんよね。

ということで、会社で雇われて働く限り、
女性というだけで給与が割り引かれてしまうのが
現実のようです。

となると・・・

女性こそアフィリエイト等
「自分のビジネス」にエネルギーを注ぐべき
ということになりそうですね。^^

アフィリエイトはむしろ
女性の方が有利ですよ。

 

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