せっかくですので東大文一に現役合格した時の勉強法を書いておきましょう。
見ての通り文系ですが、理系でも基本は変わらないと思います。
ただ、理三は知りません。文一から見ても理三はちょっと・・・超人的に見えます。^^;
まず私は、予備校とか塾には通っていません。受験勉強は独力で行いました。
合格者の体験記を読もう
じゃあ何を参考に受験勉強の計画を立てたのかというと、「私の東大合格作戦」という書籍ですね。エール出版社です。
これ、毎年出ています。今でも出ているようですね。ロングセラーです。^^
これを高校1年の間に何冊か読んで、受験勉強のイメージを固めていきました。
つまり、高1の間はこの合格体験記を読んで自分が使うべき参考書や問題集を厳選し、それをいつ何回こなすか、だいたいの計画を立てていきます。
それとともに、受験勉強もスタートさせますが、まだまだ「助走」気分です。^^
で、高2になってから、本格的に「よし、受験勉強だ!」と気合を入れて勉強を始めました。
勉強時間は気にしない
東大合格のためにどれくらいの勉強時間が必要なんだろう・・・と思うかもしれませんが、勉強時間を気にしたことはありませんでした。
つまり、生きるのに必要なことをする以外の時間は、すべて受験勉強に注ぎ込む気持ちです。時間さえあれば受験勉強をしているということです。
「1日3時間・・・」とか言っている時点で、「本気で合格しようとしてるの?」と思ってしまいます。
まあ、私のような凡人はそれくらいしないと勝負になりません。^^;
繰り返しの回数で計画を立てる
だから勉強量としては、参考書や問題集を繰り返した回数でカウントしていきます。
「この参考書を○○日以内に○回繰り返す」
そういう感じ。
これは高1の段階で、合格に必要な参考書や問題集をだいたい選定し、それぞれ何回繰り返すか決めていますので、あとは粛々と実行していくだけです。
ただ。
「この参考書は5回繰り返そう」
なんて思って5回やってみても、今ひとつ消化吸収できてないな、と感じることもあります。
その場合は6回でも7回でも必要とあらば何回でも繰り返します。
たとえば記憶しなければならないもの。英単語集とかそうですね。そういうものは結果的に10回以上繰り返しやることになります。
さて、もうお気づきのことと思いますけど・・・
勉強法自体は単純ですよね。
やるべき参考書、問題集を厳選してあとはそれをひたすら繰り返して吸収するだけ。
東大合格のための勉強法と言っても単純なんです。楽ではないですが単純なんです。
過去問を早くからやってはいけない
ここで、
「過去問はどうするの?」
って思ったあなた。
するどい。(笑
過去問はですね、受験直前にしかやりませんでした。
東大入試形式の問題に触れるのは、いろいろな予備校でやっている「東大模試」で十分でした。
あと、入試問題の傾向は先の、「私の東大合格作戦」を読みまくっていればわかります。だからこそ、東大入試にあった参考書類を選択できています。
なので早くから過去問をやる必要はないんです。むしろ早くからやってしまうともったいない。
これは直前に、「予行演習」としてやったほうがいいと思います。それで時間配分の感覚を体得していきます。
うん。時間配分。
しっかりと必要なことを吸収したあとはもう、本番での時間配分。これで合否が決まると思います。
だから直前に予行演習をやって、体が時間配分に慣れている状態で本番に突入するんです。
なので1年分は、入試前日、ホテルで解きました。^^
そして翌日本番突入です。最高のコンディションで突入です。
そうすれば、私のような田舎の県立高校の凡人でも、東大文一に現役合格できるというわけ。