「株は待つのが仕事」
なんて言葉はよく聞きますけど、これは二つの意味で大事です。
一つはもちろん「チャンスを掴むため」。
もう一つは「偽のチャンスを掴まないため」です。
「チャンスを掴むため」
「チャンスを掴むため」というのはわかりやすいですよね。
狙った銘柄が狙った値になるのをじっくりと待つということです。
狙った値になったところで計画通りにエントリーします。
でもこれをやるには、
「どれくらいの値段ならお買い得か」
を、自分で判断できていなければなりません。
待てる=自分ルールで行動している
ということはつまり、
「待つことが大事」
というのは
「自分で判断することが大事」
という意味もあるということになります。
つまり、待つことができない人は株で負けるというのは、自分で判断できていないから負ける、ということでもあるんです。
待つことができるということは・・・計画通りにエントリーしている。そして利確も損切りも前もって計画済み。
つまりは自分で決めたルールに基づいて、粛々とトレードを進めているということです。
「偽のチャンスを掴まないため」
「自分で判断することが大事」
このことは次の、「偽のチャンスを掴まないため」にもつながります。
自分で判断できないとなると・・・「嵌められる」ことが多くなります。^^;
たとえばTwitterなどで「これ絶対上がるから」なんて言われて、高値で買ってしまうとか。
もっとよくあるのは、全体の雰囲気で、高値で買ってしまうパターンです。
株価がどんどん上がっていて、初動では乗れなかったけど、ツイッターを見てもヤフー掲示板を見てもお祭り騒ぎになっていると。
これは絶対テンバガー行くとか、いやいやミクシィを超えるとか、そういうことを聞くと、
「こんなチャンス、もう二度とないのでは・・・」
と思ってしまいがちです。
それで高値で買ってしまって、その後暴落して大損するとか。
昨年のブランジスタとかアキュセラなどであったのではないでしょうか。一瞬にして大きな損失を被ったケース。
「チャンスはいくらでもある」
こういう場合に、「株は待つことが大事」を実行するために必要なのは、自分で判断するためのルールもそうですが、
「チャンスはいくらでもある」
と意識することも大事です。
上述のごとく、
「こんなチャンス、もう二度とないのでは」
と思ってしまうから、危険なほど高くなっているにも関わらず飛びついてしまうわけですね。
ただ、ある程度の経験があれば「次のチャンスを待とう」という判断もしやすくなるんだと思います。
2つの目的
ということで、
「株は待つことが大事」
この言葉を、
- 自己判断、自分ルールでのトレード
- 急騰株に乗り遅れたときの戒め
この2つの目的のために常に忘れないようにしようと思います。
というのもですね・・・
アフィリエイトとは逆?
この辺、アフィリエイトと「逆」と言ってもいいようなところなんですよね。^^;
アフィリエイトって、株みたいなリスクがないから、ちょっとでもチャンスがあるなと思ったら、
「待つのも悩むのも時間の無駄、どんどん試せ!」
ということになるんですけど、株でそれをやっていると危険ですよ、という話です。^^;